てんかん特選記事の第3回。
てんかん発作のひとつ、ミオクローヌス発作についての説明です。症状として「しゃっくり」があります。
てんかん発作は種類が非常に多く、特徴は様々です。そして、当事者の家族は発作について悩んでおられます。いつ起こるかという不安も含めて。
自閉症とてんかんは合併率が高いので、自閉症のお子さんがいる場合、てんかんに注意が必要です。
<2012年11月23日の記事の再掲>
一般社団法人・日本神経学会のホームページ (←リンクあり)に、てんかんについて詳しく載っていますので、気になる人はまず、こちらをご覧ください。
てんかんの症状の中に、ミオクローヌス発作 (←リンクあり)というのがあります。
顔面、四肢、体幹などの筋肉に短時間のピクッとした痙攣が起こる発作で、その代表例は、「しゃっくり」です。
また、脱力発作は頭部、体幹、四肢などの姿勢を保つのに必要な筋肉の脱力が短時間発作的に起こり、そのために、尻もちをついたり、ガクッと頭を前にたれたりし、同時に瞬間的な意識消失を伴います。
ミオクローヌス発作をはじめとした、てんかんについて詳しく載っているサイトもあります (←リンクあり)。
このサイトは、症状と薬の相性の表や学術論文の一覧もあり、てんかんのみならず、脳に関する幅広い学術的考察が載っています。
お子さんが「てんかん」でお悩みの親御さんを複数、知っていますが、発作のことで悩んでおられます。
ですので、そういう親御さんは決して少なくないと思われます。
僕自身、アラフォー学生時代に発達障害をはじめ、てんかんや脳性まひについて、医学領域と福祉領域の両方で学びましたが、てんかんは、その種類が多く、色んな意味で非常に難しいです。
先日のブログにも書きましたが、自閉症とてんかんの合併率は高い。
自閉症のお子さんがいる親御さんは、てんかんにご注意ください。
今後も随時、てんかんに関することを書いていきます。
【全般発作の分類】
※ミオクローヌス発作とミオクロニ―発作は同じ意味
【脱力発作の特徴】
【医師国家試験対策の問題例】