非言語的コミュニケーションとは、ノンバーバル・コミュニケーションともいい、言葉自体で伝えるのではなく、身体的な態度、ジェスチャー、しぐさなどで相手との意思の疎通をはかるものです。

「顔に書いてある」ということわざがあるように、非言語的な身振り、手振りやアイコンタクト、適度な微笑みなどが、コミュニケーションでは、非常に有効です。

初対面の人に対して、笑顔で握手したり、好意のある異性に目配せして、意識させたり、大きな声とジェスチャーでアピールしたりなどがそれにあたります。

アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが行った、人が他人から受け取る感情や態度などの割合についての実験によると、話す言葉の内容は7%に過ぎず、残りの93%は顔の表情や声の質によって他人を判断しているという結果が出ました。

これを「メラビアンの法則」といいます。

つまり、非言語的コミュニケーションは、多彩で多くの情報を相手に与えることができます。