2008年12月24日現在の小児科疾患の状況です。
1.溶連菌感染症が流行しています。発熱,咽頭痛,発疹が主症状です。★★ ↓
2.急性扁桃炎が流行しています。1-2日間の高熱が主症状です。★ ↓
3.ノロウイルスによる急性胃腸炎が流行しています。半日から1日続く激しい嘔吐,下痢が主症状です。発熱,頭痛,関節痛を生ずることがあります。★ →
4.水痘(みずぼうそう)が流行しています。★ →
5.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が流行しています。★ →
6.長岡市でB型インフルエンザが発生しました。★ ↑
7.気管支喘息の子どもの調子が悪いようです。★ →
★患者数が少し、★★やや多い、★★★多い、★★★★かなり多い
↓ 先週より減少、 → 同程度、 ↑ 増加
溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌という細菌が原因で起こる病気のことで、くしゃみや唾液で移ります。
急に高い熱が出て、のどの痛みとはれ、嘔吐、頭痛、腹痛などの症状が見られます。
首のリンパ節がはれたり、中耳炎や筋肉痛、関節痛などがあらわれることも。
その後、小さな発疹が全身にたくさん出ます。
はじめ舌に白いコケがつき、3~4日すると、赤くブツブツとした「いちご状舌」になるのも、特徴的な症状です。