200899日 朝日新聞より

 

在宅で介護する人の約1割が80歳以上の高齢者という、「老老介護」の実態が9日、

厚生労働省の07年国民生活基礎調査でわかった。

介護者の3人に1人は70歳以上だ。

 

急速に進む核家族化と高齢化で高齢者だけの世帯が増え、
介護も高齢者に頼らざるを得ない現状が浮かび上がった。

 

介護者の年代構成は50歳代が29.8%と最多で、60歳代24.4%、70歳代23.0%と続く。

80歳以上の割合は016.2%、048.5%、今回は11.1%に増えた。

 

少子化や核家族化を反映し、平均世帯人員は過去最低の2.63人に。

65歳以上の「高齢者世帯」は前年より54万世帯増え900万世帯(全体の18.8%)だった。

祖父母と父母、子どもからなる「3世代世帯」は過去最低の404万世帯(8.4%)となり、

調査開始時の86年の15.3%から急減している。


【介護が必要となった主な原因】

 
◆介護が必要となった主な原因