世界に6億5000万人いるとされる障害者への差別を禁止し、健常者と同様の権利を保障する「障害者権利条約」が4月3日、発効した。

批准が発効条件の20カ国に達した4月3日、条約の規定に従い、30日後の5月4日の発効が決まっていた。

 

国連の潘基文事務総長は4月3日、「すべての人の普遍的な人権を追求する上で歴史的瞬間だ」と発効決定を称賛する声明を出した。国連によると、現在の条約批准国は25。日本は署名しているが、批准していない。(共同通信)