飼い主に捨てられ、保健所に持ち込まれる犬猫は年間80万匹にものぼります。 


その理由は、引っ越しや近所の苦情、仔どもが産まれた、病気になった、世話が面倒など、飼い主の都合によるものがほとんどで、そういった放棄は全体の8割を占めています。

あとの2割は通報などで捕獲された迷い犬です。

猫は基本的に捕獲を行っていないので、全て持ち込みとなっています。そのうち8割が子猫です。

 

保健所に持ち込まれた犬猫の内、各自治体によって多少の差はありますが、多くは、放棄犬猫は即日、迷い犬は3~7日後には殺処分されます。

そして殺処分に使われる税金は年間300億円ともいわれています。

紛失物でさえ6ヶ月間保管されるのに、命ある犬猫がまるでゴミのように処分されていくのです。

 

でも本当に責められるべきは、無責任な飼い主です。
行政はそんな人間の後始末をさせられているに過ぎないのです。

私達国民1人1人の意識が変わらない限り、本当の解決にはなりません。