うちには柴MIX(♀)のハナコという犬がいます。
慢性腎不全のハナコは、この1か月は歩けなくなり、寝たきりになり、今日の午前9時40分頃、静かに息を引き取りました。享年、12歳です。
ハナコは、4年前に処分される前のを引き取りました。
今まで一度も「ワン」って言わなかったぐらい、超おとなしかったハナコが、
この1か月は苦しくて、しょっちゅう「ワン!」ってほえていました。
病院に連れて行っても、もうどうしようもないといった感じでした。
僕は4年間、ハナコのルームメートでした。
最初、人間不信だったハナコは、だんだん心を開いて、なつくようになり、すっかり甘えん坊になりました。
今、ハナコが元気に走っていた頃のことばかり、頭に浮かびます。
毎朝、僕が家を出る時、寂しそうな顔をしていたのが思い出されます。
人間も犬も、その命の尊さに変わりはありません。家族の一員ですから…。
ハナコが亡くなった悲しみは、僕の想像を超えています。
こんなに喪失感が大きいとは…。激しく動揺するとは…。