先週の金曜日（3月10日）の夕方、センターが閉まる直前に1匹の猫を引取とって来ました。
市内手鎌町のあるお宅の庭に迷い込み、植込みの中で動けずにいたとの事で引取りを依頼されたとそうでした。
職員さんが顔を綺麗に拭いてくださっていましたが、目ヤニがありどうやら視力が無さそうとの事でした。
身体に負傷個所は無く、痛みも無さそうでしたので、目が見えないために動けずにいたものと思われます。
とても馴れているため、付近のお宅から間違って外に出て来てしまった迷子かも知れません。
お心当たりのある方は、至急、当会までご連絡ください！！
シャム系のオスで、1才程度です。
保護場所は、手鎌町です。
連れ帰り、フードを与えるとお腹が減っていたのでしょう、ガツガツ食べました。
しかし、慌てて食べたせいか、その直後、口から出血が始まりました。
どうやら頬の内側を噛んでしまったらしく、その後６時間近く止まらりませんでした。
血の塊が口からぶら下がり、シートに落ちるため、１時間ごと取り替えました。
やっと止まった時にはこんな感じでした。
こうした事もあり、翌日、病院で詳しく診て貰いまいしたが、貧血はあったものの、特に血小板が少ないワケではありませんでした。
ただ、肝臓数値があまり良くなかった事と、残念ながら伝染性白血病が陽性でした。
それから、角膜が白濁しており、いつから見えない状態なのか判らない事。
少なくとも今後、視力が戻ることはあり得ない事が判りました。
その他、身体中にところどころアザか瘡蓋の様な赤い部分があり、左右の耳の先端がポテトチップスの様にカラカラに乾燥して壊死した部分がありました。
※白い毛が被っていて見えにくいですが、毛を剃ると真っ赤な瘡蓋上の皮膚が身体中いたるところにあります。
病院では、何なのかよく判らないとの事で、取敢えず目ヤニと鼻水を抑えるために抗生剤の注射で様子をみる事になりました。
しかしそれから数日後の今日、どう見ても耳の壊死が広がって来ている様子なので、再度病院へ行きました。
今日の診断では、どうやら血管炎を起こしている様だとの事でした。
血管炎とは、何らかの原因で血管が炎症を起こし、腫れて血流が止まってしまい、その周辺に壊死が起きるのだそうです。
どうやら、全身のアザに見えた部分も壊死した皮膚だったらしく、軽症では無さそうな様子でした。
何なのでしょう？
病院でも、何も判りませんでした。
ただ、ステロイドを注射して数日様子をみるしかないとの事でした。
この子の症状は、私も初めて経験するのもです。
とても心配なのは、壊死が広がって来ているという事です。
それも数日で、アザの様な壊死した部分が２倍にも広がってきている様に見えます。
救いなのは、本人は痛くも痒くも無さそな事です。
しかし、いやな予感がします。
どうにも助けてあげられない様な、とてもいやな予感がしてしまいます。
何方か、こうした病状に詳しい方がおられましたら、至急、石村までご連絡いただけましたら幸いです。
【連絡先】
石村 090-2392-5091
animal-life-saver@docomo.ne.jp
岡村 090-1921-5133
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河野 090-2510-6041
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