申し訳ありませんが、当会では
引渡しまでの一時預かりも難しい状況なので
掲載のお手伝いまでとさせていただきます。
小型室内犬の一時預りさん(1年ほど)を
募集しています!
(餌代等として月に一万円は、飼い主様が負担されるそうです。
残金はお礼として受け取って欲しいとのことです。)
6月初め、当会に
福島県から福岡県に避難されている方から
以下のようなメッセージが届きました
(一部名称は伏せてあります)。
連絡先
メール gonbei4512@yahoo.co.jp
携帯 090-3883-3443
ただし携帯はすぐに出れないこともありますので、
その場合は、折り返しますので、留守電にメッセージを
お願いいたします。
まずはメールで、お願いします。
とのことです。
6月初めに来た第一報
「
はじめまして、突然のメールで、大変失礼いたします。
震災から早くも1年が過ぎて行きましたが、
私、福島からの被災者でして、福岡に避難して来ました、
●●と申します。
昨年の12月半ばより、福島県の住宅サポートを受け、夫と別居して、
愛犬のイタリアングレーハウンド(オス、6歳)と共に、
早良区の百道で、一人暮らしを始めました。
これまで、避難生活中は●●ペットクリニックさんをはじめ、
各地域のブリーダーさんや、民間さんのお世話になり、
福岡に移住するまでの避難生活の間、
うちの子は被災犬として、預かってもらっていました。
そこでご相談があり、この度、初めて
メールをさせて頂きました次第です。
実は、私は現在、医療の治療を行っておりまして、
施設・入院・手術等のため、今後、約1年の間、
ペットを預けなければなりません。
また、福島の夫も放射能が高いために、職場にて寝泊りを
している状態で、飼うことができません。
福島は、市内でもホットスポットがたくさんあり、
土壌の放射能が高くて、安心してお散歩出来る場所もないのです。
現在は一時的ですが、二日市の●●動物病院で、
今月初旬までということで、ボランティアで預かって頂いております。
そこで、ご相談なのですが、福岡にて、時々私が施設を外出できるとき、
月1回の割合で面会できる形で、1年間家庭里親になって、
うちの子をお世話して頂ける、ボランティアの方を探しております。
すみませんが、どなたか、いらっしゃいませんでしょうか?
もちろん、最低限のえさ代等の経費はお支払いしたいと思います。
メールを頂ければ、うちの子のお写真を添付しておきます。
また、以下に詳細を記載しますので、すみませんが、
ご検討、ご返信を頂けます様、どうぞよろしくお願いいたします。 」
ここから第二報
(この間、とても気になっていたのですが
アメブロの個人情報規制に掛かり、
なかなか連絡がとれませんでした。
やっと、6/22に再度連絡が取れました。
ワンちゃんは今も預りさんが見つからず、
主張の多いご主人と一緒に行動しているそうです。
今は東京都内にいるそうですが、
来週は福岡に、一旦(数日ほど)来られるそうです。)
「
●名前:○○権左兵衛門
(補足:飼い主さんの苗字と同じだったので念のため伏せます)
(ゴンザエモン イタリアングレーハウンド オス
6歳4月28日生まれ)
●通称:権兵衛(ゴンベエ)
●性格:温厚で友好的、人懐っこい甘えん坊、臆病
●性質:敏感で足が速い
イタグレは特性があり、とても足が速いので、町でお散歩のときは、
リードを外せません。しかし、自動車等の危険物がない、原っぱなど
では、よく、自由に走らせていました。
自由奔放に独りで走るのが好きです。
●犬に対して:人間と同じように接近しようとして、吼えられても
友好的に尻尾を振り、空気が読めないで、犬から嫌がられることも
あります。1度、高知県に避難中のお宅に、
他の犬を何度か噛んだ前歴のある、
ペットショップの看板犬をクビになったレトリバーのオスより、
噛まれた経験がありますが、2~3日すると尻尾を振るような、
お馬鹿さんです。
●おしっこの特徴:静止をすることもあるのですが、
広範囲にマーキングをしようと、おしっこをしながら、
前に進もうとします。また、体型で腰が高く、胸が下方にあるので、
動いた際に、腕や胸に、おしっこがかかることもあります。
●食事:歯を抜いておりますので、餌の食べ方が下手です。
(補足:歯が弱ってしまい、抜歯したそうです)
飲み込まずに、奥歯で噛んで食べようとしますので、
こぼれることもあります。
●お手入れ:歯は、イタグレはかなり弱いですので、カルシウムの摂取、
週に1回ほど歯磨きと、時々歯茎に液をたらす必要があります。
(補足:歯磨き粉などは飼い主さんが用意しますのでご心配はいりません)
●寝室:寝るときは、自分の柔らかいハウスにねます。
以前、○○○クリニックさんのケージで、下が固いときは、
胸~腰の部位が擦れてかさぶたを作り、血豆が出来たことが1度あり、
今も残っております。
ケージの場合は、クッションなど、柔らかいものを敷いて頂くと
助かります。
●被爆:2011年3月14日には、私達と一緒に福島市内から
千葉(成田10日間)~福岡~島根~岡山~徳島と
避難しましたので、被爆の心配はありません。
」
6/23日現在、まだ預け先は決まっていないそうです。
フードも特に指定のものがあるわけではないそうです。
「ペティグリーチャム(←我が家の雑種2匹にとってはご馳走!)
とかでも大丈夫ですか?」
という情けない質問をしてしまいましたが
「与えたことはないけど、大丈夫だと思いますよ」
と受け答えされるような、とても優しそうな飼い主さんでした。
外への散歩は大好きだそうです。トイレもその際に済ませるタイプだそうです。
雨の日などは、ベランダ、軒下、お風呂場でも大丈夫です。
リードで動ける範囲を限定してシートを敷いておけば、そこでします。
ただ、男の子なので、自由にしているとマーキングをしてしまうことがあるそうです。
今はご主人がゴンベエちゃんを連れて歩きながら
各地のホテルを利用されているような状況だそうで、
お話をうかがった限りでも、その大変さは想像以上のようです
先のことはまだはっきりとはわかりませんが
1年ほどしたら、いずれ東日本、または東北の方へ
戻られることを考えているそうです。
突然、家族も犬もバラバラに生活していてとても大変そうですが
この福岡の地に避難してこられたのも、何かのご縁。
ワンちゃんを預かってもいいよ、という方はいらっしゃらないでしょうか。
ずっと犬を飼うのは難しいけど、期限付きなら飼えるかも・・。
室内小型犬なら大丈夫かも・・・。
先住犬との相性次第なんだけど・・・。
ほんの少しでも可能性があれば、ぜひ、お力をお貸しください。
これまでも多くの方に声をかけてきたそうですが
今のところ全く預かり先の宛がないとのことで、
本当にお困りの様子でした。
とてもフレンドリーな甘えんぼさんのようですし、
飼い主さんからとても大切にされてきたようですので
とっても性格もよさそうですよ。
(お写真を見てもよく伝わってくる可愛い表情をしていますよね!)
どうかお力をお貸しください。
よろしくお願いします
*ここ数日でアメブロの情報規制がかなり進んでいるようです。
メッセージにメールアドレス等の個人情報が含まれますと
こちらに届かないようです。
エラーがあったことはわかるのですが、
それがトップページに表示されるわけではないので
気がつくまでに時間がかかってしまいます
そのため、こちらのブログへのメッセージではなく、
上記のご本人の連絡先までお願いします。
【問合せ先】
石村 090-2392-5091
animal-life-saver@docomo.ne.jp
岡村 090-1921-5133
animal-life-saver@ezweb.ne.jp
「イタリアン・グレートハウンド」について
「YAHOO! ペット 」の情報を
転載させていただきますのでご参照下さい。
(*小型犬です)
イタリアン・グレーハウンド
Italian Greyhound
基本情報
- 体型
- 小型犬
- 体高
- 32~38cm
- 体重
- 3~5kg
- 被毛
- 短毛
- カラー
- ブラック、グレー、イエロー
- 耳の形状
- フライングイヤ
- 尾の形状
- 長めの尾
- 原産国・地域
- イタリア
- グループ
- サイトハウンド
- 寿命
- 12~14歳
性格
家族には愛情深く、一緒に遊びたがりますが、見知らぬ人には内気になります。ベタベタと抱かれたり、必要以上に 可愛がられるよりも、快適な場所で静かに休むことを好みます。走り回ったり何かを追いかけたりすることを得意とし、非常に感受性が強い反面、日常は穏やか な性格です。
日常の飼育ポイント
イタリアン・グレーハウンドは外で走り回ったり飛び跳ねたりすることを好みますが、寒さに弱い犬種です。毎日の運動としては、室内を歩かせたり、ゲームなどで遊ばせたりした方がよいでしょう。被毛の手入れとしては、時々ブラッシングをして抜け毛を取り除く程度で十分です。
健康
- 注意事項
- 抜け毛も少なく、体臭もほとんどありません。骨が細くてきゃしゃなわりには、過激に動き回るので骨折には注意が必要です。
- 気をつけたい病気
- 骨折、脱毛症、緑内障
歴史・起源
紀元前数千年から、ギリシャやトルコなどの地中海地方一帯で飼育されていた犬が南部ヨーロッパ地方に波及して いったものと考えられています。火山の噴火で79年に消滅したローマの古代都市ポンペイからもこの犬の遺骸が発見されています。この犬種がイギリスに渡っ たのは17世紀のことで、イタリアと同じように王室や貴族の間で人気が高まり、ヴィクトリア女王の時代には最高の人気を誇っていました。 その後、頭数が少なくなりましたが、その理由のひとつとしては、サイズを小さくするためだけを目的とした交配が繰り返され、犬の健康への配慮を度外視して いたことが考えられます。
( 文責 mameko )