ブルックリンでオペラを | 3代目大村屋

3代目大村屋

映画・ダンス・旅行を中心に、日々感じた事を…

監督:レベッカ・ミラー
出演:アン・ハサウェイ ピーター・ディンクレイジ

 

 ニューヨークに暮らす夫婦の人生が、ある出会いをきっかけに変化していくさまを描いたロマンティックコメディ。ブルックリンに暮らす精神科医のパトリシアと、現代オペラ作曲家のスティーブン。人生最大のスランプに陥っていたスティーブンは、愛犬との散歩中、とあるバーで風変わりな船長カトリーナと出会う。カトリーナに誘われて船に乗り込んだスティーブンを襲ったある事態により、夫婦の人生は劇的に変化していく。

 

 大人の恋愛ドタバタという感じで、ウディ・アレンを思わせる映画だった。日常に不満はないけれど、なんとなく悶々としていて、そんな中で新たな人に出会い、自分が本当のやりたいことに気づくというのはよくある。パトリシアとスティーブンも、夫婦仲に問題はなかったけれど、やっぱりこの2人は別々の人生の方が幸せなんだなぁ。最終的に、みんなが自分の思うべき道に進んでハッピーエンドになったのでよかった。

☆☆☆(T)