映画雑誌「映画芸術」が選ぶ2023年のベスト&ワーストが発表された。ベスト1位は「花腐し」。えー!これが1位?荒井晴彦が監督した作品でしょ。それを荒井が編集長を務める雑誌の1位に選んじゃうの?そんなのあり?忖度?
↓↓以下、ネットニュースから。

 季刊誌「映画芸術」が2023年作品の「日本映画ベストテン&ワーストテン」を発表した。荒井晴彦が監督し、綾野剛が主演を務めた映画「花腐し」がベストテンの1位に選ばれた。映画芸術は脚本家として知られる荒井が編集長を務める映画批評誌。選者には映画評論家、映画監督、脚本家、プロデューサー、劇場スタッフ、一般の会社員まで幅広く名を連ねている。ワーストテンは、石井裕也が実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の同名小説を映画化した「月」、是枝裕和が脚本家の坂元裕二とタッグを組んだ「怪物」が同率で1位に。

◆映画芸術 2023年日本映画ベストテン&ワーストテン
【ベストテン】
1位「花腐し」(監督:荒井晴彦)
2位「福田村事件」(監督:森達也)
3位「せかいのおきく」(監督:阪本順治)
4位「ほかげ」(監督:塚本晋也)
5位「雑魚どもよ、大志を抱け!」(監督:足立紳)
6位「渇水」(監督:高橋正弥)
7位「二人静か」(監督:坂本礼)
8位「BAD LANDS バッド・ランズ」(監督:原田眞人)
8位「Single8」(監督:小中和哉)
10位「市子」(監督:戸田彬弘)
【ワーストテン】
1位「月」(監督:石井裕也)
1位「怪物」(監督:是枝裕和)
3位「ゴジラ-1.0」(監督:山崎貴)
4位「首」(監督:北野武)
5位「リボルバー・リリー」(監督:行定勲)
6位「シン・仮面ライダー」(監督:庵野秀明)
7位「正欲」(監督:岸善幸)
8位「波紋」(監督:荻上直子)
9位「レジェンド&バタフライ」(監督:大友啓史)
10位「こんにちは、母さん」(監督:山田洋次)

 すごい選出。「怪物」と「月」がワースト1!ベスト1の「花腐し」と同じく信じられない。どういう基準で選んだの?ワースト10には納得の作品も多いけど、1位の2作品は良かったと思うけどなぁ。まぁ、感じ方は人それぞれだから、今回の選考者には受けなかったということだね。(T)