監督・出演:ブラッドリー・クーパー

出演:キャリー・マリガン マット・ボマー

 

 「ウエスト・サイド物語」の音楽などで知られる指揮者で作曲家のレナード・バーンスタインと、その妻で女優のフェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタインが歩んだ激動の人生と情熱的な愛の物語を描いた伝記ドラマ。

 

 指揮者バーンスタインとその妻の生涯を描いた作品。彼はバイセクシュアルだったんだね。男性が好きだけど、奥さんと結婚して子供3人をもうけた。でもやっぱり本当に好きだったのは男性なのかな。奥さんにバレながらも、何人もの男性と恋愛関係にあった。それは初めて知ったけれど、映画としては浮き沈みがなく、あまり面白くなかったのは、彼の苦悩があまり描かれてなかったからかなぁ。逆にこれは奥さんが主役の映画だったのかもしれない。それにしても悩んで悩んで、別居した割には、なぜかあっさり元の鞘やに収まってしまう。その理由もはっきりしないし、バーンスタインがとっても自分勝手な男に見えてしまった。時系列で追っただけの展開だったのが残念。

☆☆(T)