ミステリと言う勿れ | 3代目大村屋

3代目大村屋

映画・ダンス・旅行を中心に、日々感じた事を…

監督:松山博昭

出演:菅田将暉 原菜乃華

 

 田村由美の人気漫画を実写化した連続テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版。原作で人気のエピソード「広島編」を元に、名家狩集家をめぐる遺産相続事件の顛末を描く。天然パーマでおしゃべりな大学生久能整は美術展を観に広島にやってくるが、そこで犬童我路の知人だという女子高生狩集汐路に出会い、あるバイトを持ちかけられる。それは狩集家の莫大な遺産相続に関するもので、当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者が遺言書に記されたお題に従って謎を解く手助けをするというものだった。やがて彼らは、時に死者さえ出るという狩集家の遺産相続に隠された衝撃の真実にたどり着く。

 

 テレビドラマから見てたから、すんなり入れた。でも、ドラマとは全く関係ないストーリーだから初めての人でも楽しめたと思う。早々に最初の犯人(というほどの事件ではなかった)は分かって、その後の謎は分からなかったから面白かった。最後に、久能君がどうやって謎を解いたのか、説明してくれるから、「なるほどー、私ももっと注意深く観察してれば怪しい人を数人ぐらいに絞り込めたんじゃないか」と思わせる、その匙加減がちょうどいい。最後に警察の面々が出てきて懐かしかった。またドラマやってくれないかなぁ。

☆☆☆☆(T)