監督:ポール・キン

出演:ベン・ウィショー(声) ヒュー・ボネヴィル サリー・ホーキンス ヒュー・グラント ブレンダン・グリーソン マデリン・ハリス

 

 1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾。ペルーのジャングルからロンドンへやってきた熊のパディントン。親切なブラウンさん一家と幸せに暮らし、今では地域の人気者だ。大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントに飛び出す絵本を見つけ、絵本を買うためパディントンは窓ふきなど初めてのアルバイトに精を出していた。しかしある日、絵本が何者かに盗まれてしまい、警察の手違いでパディントンが逮捕されてしまう。

 

 1作目も面白くて可愛かったけど、今作もその辺はバッチリ。だけど、劇場内の笑いが少なかったような気がするんだけど。これは大人向けの作品で、子どもにはこの面白さちゃんと伝わってないんじゃないかな。礼儀正しくて誰にでも誠実に対応する、パディントンの紳士的な振る舞いが町の人々を幸せにしているのもいいね。ふと、自分を顧みて反省しちゃったよ。誰にでも誠実に対応すると、めぐりめぐって自分も幸せになれるんだろうなーって思っちゃった。

☆☆☆☆(T)