『2.5回生』

こんにちは。3回生マネージャーの北畑結羽です。中村陸くんに却下したはずの紹介文をそのまま出されたので、罰としてお寿司を奢ってもらおうと思います。3度目のブログですが、本当に長い時間悩みました。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。



 何を書こうか悩んだ理由は一つ大きなものがあります。3年目のブログとなると、「これができるようになった」「ここが成長した」といった変化を伝えるのが普通だと思います。私もそうしたかったのですが、正直に言えば、自信を持って「成長した」と言える部分が見つかりません。私はまだ、形だけ3回生になってしまった2.5回生です。

 形だけ3回生になってからの4ヶ月間は、本来なら成長する絶好のチャンスでした。4回生マネージャーが休部されたことや、新入生がたくさん入部してくれたこともあり、私は3回生として後輩たちを引っ張る立場になりました。しかし、この4ヶ月を振り返ってみると、引っ張るどころか、むしろその役割から遠ざかっていた気がします。
 優秀な同期たちは責任のある仕事をこなす中、私はただ自分に与えられた仕事をこなすだけでした。これでいいかな、と相談を受けても、自分の答えに自信が持てず、不安を感じることばかりでした。その結果、中途半端な対応になってしまったことが多々あったと思います。本当に申し訳ないです。

 
 話は変わりますが、最近私は寝ることよりも勉強を優先する毎日を過ごしていました。朝起きて大学に行き、部活に行き、また大学に戻り、日が変わってもまだ大学にいる。そんな生活を繰り返していたある日、バイト先の店長に「勉強を頑張りたいなら部活を辞めればいいのに」と言われてしまいました。部活に行くことは当たり前で、辞めるなんて考えたこともありませんでした。しかし、この言葉は私の中でどこかひっかかり、部活に入った理由を思い出すきっかけとなりました。

 私は、「部活動」として活動できるのは大学生が最後であり、それは他の何にも代えがたい、かけがえのないものだと思っています。高校時代の部活動では、試合に負けてそのまま引退しました。もちろん悔しい気持ちはありましたが、全力で3年間やりきったからこそ、最後はみんなで笑っていたことを覚えています。その気持ちをもう一度味わいたくて、私はこの部活に入りました。私の目標は引退する時に、楽しかった!とみんなで笑って話せることです。
 このままではみんなと同じ気持ちで引退を迎えられません。今はまだ強く意見を出すことや、不安のない解答をする自信はありませんが、少しずつ積み重ねて、日々考えながら過ごしていきたいと思います。これから先、3回生になった同期に追いついて横並びになれるよう、そして頼りがいのある4回生になれるよう頑張ります。

 この4ヶ月を通じて、公立大学サッカー部は私の生活の一部であり、大切な場所だと再認識しました。このブログを書いている最中にも、引退が近づいていることに気付き、少し寂しい気持ちになりました。私は、ねむ〜とか言いつつ楽しそうにサッカーをしているみんなを見ているのが好きです。私がサッカーをするわけではありませんが、練習や試合、活動外の事務仕事を通じて、この公立大学サッカー部に関わっていきたいです。部員の一員であることに自信が持てるよう精進します。



 まとまりのない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
 次回は、普段憎たらしいことばかり言うけど、冷たい水を準備すると元気にありがとう!と伝えてくれる岩橋一真くんです。お楽しみに!