こんにちは。4回生の森祐翔です。今回は、実習でチームを離れている自分の中にある気持ちや感じていることについて書こうと思っています。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
正直な気持ちを言うと、今の僕の中にはどこにもぶつけられないような悔しさがあります。僕は、学部の都合で授業や実習が多く、1回生の頃から部活に思うように参加できないことがありました。しかし、参加できない時期でもAチームに置いてもらえることが多く、本当に恵まれていた環境でサッカーができていたと思います。正直「練習に来ていないのになんでAチームやねん」と思われても仕方ない状況でした。だからこそ、その分は試合で結果を残したいと常に思っていたし、自分の価値を結果で示す必要があると思っていました。もちろん、練習不足からパフォーマンスが落ちたり、思うように活躍できず悔しい思いをした時期もありましたが、それでも点を取ってチームに貢献できた場面もあり、1回生から3回生までは完璧とは言えないですがやり残したことはほとんどなかったと思っています。
4回生になり、5月末からは長期実習でチームを離れることが分かっていたので、それまでは全力でプレーして悔いを残さないようプレーすると心に決めていました。ですが、2月中旬に人生で初めて怪我でサッカーを離れることになり、復帰できたのは4月中旬。復帰した頃にはスタメンもほぼ固まっていて、ブランクの影響もあり調子が上がらず、最終学年なのにAチームでの出場はほとんどありませんでした。怪我だから仕方ない、と自分に言い聞かせつつも、「もっとプレーしたかった」「なんで今やねん」という思いが強く残り、悔しさを抱えたまま休部を迎えることになりました。インスタなどで活躍している同回生や後輩を見ると嬉しい気持ちになる反面、「もし怪我がなかったら」「実習がなかったら」とどうしても考えてしまい、悔しさが込み上げてくるのが正直な気持ちです。みんなが活躍してチームが勝つ所を見るのも嬉しいですが、自分がその中にいないことがどうしても心の中で少し引っかかってしまいます。1回生の頃から多くの試合に出させてもらっていたにも関わらず、最終学年でほとんど部活から離れてしまい、チームの力になれないことが申し訳ないと感じているし、もっとみんなと一緒にサッカーしたいという気持ちでいっぱいです。
こうして書いているとネガティブな部分ばかりになってしまいましたが、4年間を振り返れば良かったと思えることの方が圧倒的に多く、忘れられない瞬間も多くあります。1回生の時の芦屋戦での逆転弾、3回生の時の神戸学院戦での先制弾など数えればキリがないくらいたくさん良い経験をさせてもらいました。休部前最後の試合でも、みんなのサポートに支えられながら2得点を挙げることができ、自分のサッカー人生に1つ区切りをつけることができました。4年間の大学サッカー生活を通して、自分のことを信じて試合で起用してくれる監督やコーチ、いつでも温かく迎えてくれる同回生や先輩後輩などとても恵まれた環境でサッカーできて本当に良かったです。
11月になれば実習が終わり部活に戻れます。その頃にはリーグ戦も終盤を迎えていると思いますが、少しの時間でもみんなとサッカーができることを楽しみにしています。そして、残りの時間で、自分にできる形でチームに貢献できたらとも思っています。
長々と自分の気持ちを綴るだけの文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は、奢りジャンケンが何よりも好きな岩橋一真です。チームのゴールを守る彼はどんなことを語ってくれるのでしょうか?お楽しみに!