3回生の渡辺優です。先日1週間ほどベトナム実習に参加し、充実した思い出とともに帰国しましたが、最初の練習で熱中症で倒れてしまいました。お恥ずかしい限りです。最近やたらベトナムかぶれと周りに言われますが、そんな話はさておき、今回はタイトルにあるように、自分が感じる「余韻」についてまとめていきたいと思います。拙い文章となりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
さて、皆さんは余韻をどのような時に感じるでしょうか。コンサートやライブの後、映画や本を見た後、入学式や卒業式などの特別な行事の後、オリンピックやワールドカップなどで応援している選手がメダルを獲得した後など。心から感動した、とても楽しかったといった記憶に残る体験をしたときに余韻が残るときが多いでしょう。さらに、このように感じた余韻は強く自分の記憶の中に残り続くと思います。実際僕も、ワールドカップで日本代表がドイツやスペインなどを倒した時の興奮や高校の引退試合の達成感などは今でも鮮明に覚えています。このように、余韻とは、日常では感じられない特別なことに心が響くことで起こるものなのかもしれません。
では、大阪公立大学サッカー部に所属してどのような余韻が感じられるでしょうか。様々なタイミングで心が震える場面が考えられますが、やはり、公式戦の緊張感から得られるものは大きいです。学生リーグやIリーグでチームが勝利した時、味方が得点した時、シュートを止めた時、終了間際の得点で勝利した時など。このようなポジティブな結果から得られる感情は心をより高ぶらせてくれるでしょう。一方、試合に負けた時、失点した時、ミスをした時といったネガティブな結果となってしまうこともあります。この時得られる感情としては、悔しさ、むなしさ、後悔、反省など様々なものがあるでしょう。自分にとって、このような感情は勝利から得られる興奮よりも強く記憶に残るものです。僕はこのようなネガティブな結果から得られる余韻こそ、自分の成長につながると考えます。自分のプレー選択を振り返り、次の練習へつなげる。この繰り返しにこそ、価値があるのだと思います。つまり、余韻を感じることが、日々の練習や試合への原動力となるのだと感じます。
ここで今年を振り返ると、Iリーグ全試合出場、学生リーグを含むAチームの公式戦のほぼすべてにメンバー入りさせてもらっています。自分がチームの中で最も公式戦に帯同しているといっても過言ではないかもしれません。このように毎週末土日の両方に公式戦がある生活をしていますが、これは当たり前なことではありません。選ばれるメンバーには限りがあり、信頼してメンバーに入れていただいている以上、スタメンであれ、ベンチであれ、そのチームを代表して戦う責任があります。だからこそ、一つ一つの試合から得られる余韻を大切にし、そこから得られる学びを次につなげていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログはマネージャーの水野遥花です。普段は多くは語らない彼女の初ブログではどのようなことを聞かせてくれるのでしょうか。お楽しみに!