3回生の小山朝陽です。就活バカとの紹介がありましたが、実際は全くそんなことはなく、就活っぽい言葉を使っていれば就活しているように見えるためただイキってるだけです。就活バカが他にいることを訂正しておきます。



最近までの自分はこれまでにない経験をしていました。怪我によって長期離脱をしていたことです。約12年間サッカーを続けてきましたが、怪我人として長期間ピッチの外で練習を眺めるのは初めての経験でした。今まで自分は大きな怪我をしたことがなく、その慢心から「怪我人アンチ」を名乗っていました。怪我をするのは選手自身の責任で、怪我をするやつが悪いと考えていたからです。正直今も少しそう思っています。しかし、実際自分が怪我をして前線を離れてみると気づくことが多々ありました。


まず1つに、自分1人の力でサッカーが出来ているわけではないということです。もちろんこれまでの約12年間1人の力でサッカー出来ていたと思っていたわけではありません。ですがその感謝のベクトルは両親にしか向いていなかったように思います。試合をするには信頼出来るチームメイトが必要で、学生コーチ、マネージャー、トレーナーなど多くの人の支えがあって成り立っていることを改めて感じました。練習をピッチの外から見ていると、アップ中に練習メニューを作ってくれる学生コーチ、練習メニューに応じてスクイズの場所を移動させてくれるマネージャー、選手のコンディション管理を行い、リハビリやアフターケアをしてくれるトレーナーなど練習に参加して夢中になっていると気づけないことだったように思います。この恵まれた環境を当たり前と思うのではなく、感謝の気持ちを忘れないようにしようと思いました。


2つ目は、全員が本気でサッカーに取り組んでいるということです。冒頭で「怪我人アンチ」と言いましたが、その理由の一つには怪我人はサッカーをせずただサボっていると思っていた節があったからです。しかし、実際のところは各々が復帰に向けてトレーニングに取り組んでいます。選手一人一人が復帰した後に最大限のプレーをできるよう取り組んでいるのを目の当たりにし、負けていられないという気持ちになりました。後期のリーグ戦では自分が一番チームの勝利に貢献できるように精進していきたいです。



今回のブログではサッカーについては触れませんでしたが、このような機会でしかこういった想いは綴れないものです。ただ「怪我人アンチ」をやめるつもりはありません。残り1年半、怪我なく全力でサッカーに取り組んでいきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は来年のエース候補?の宮本倖汰です。同期で一番のサッカー小僧である彼の秘めたる想いとは?!お楽しみに!