今回は2回プレイヤー藤井直人のブログです。

こんにちは。2回生の藤井直人です。不思議なオーラを放っている自覚はありませんが、たまに話しかけづらいと言われることがあります。

話の面白さは保証しませんが、人と話すのは好きなので、もっと積極的に話しかけてもらえるととても喜びます。よろしくお願いします。


さて、今回は初めてのブログということで、定番ではありますが、大学生活を1年間過ごしてみての率直な気持ちを綴っていきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。



最初は高校3年生の引退を最後に、小中高12年間と続けてきた本気のサッカーに終止符を打とうと考えていました。高校サッカーでは大きな結果を残せなかったものの、11月まで部活を続け、1人1人が個性的でおもしろい大切な仲間たちと切磋琢磨しながら過ごした3年間は私にとって非常に満足できるものであり、これを機に本気のサッカーをやめるつもりでいました。

ただ、やはり本気で取り組むサッカーはとても面白く、また、高校3年間一緒にサッカーを取り組んできた友達もサッカー部に入るということで、大学でもサッカー部に入ることを決めました。1年経った今でも、この決断に後悔はありません。


入部当初は大学サッカーのレベルの高さに圧倒されるばかりでした。プレースピードやフィジカル、運動量どれをとっても自分は力不足でした。でも、個性豊かな同期や先輩に刺激を受けながらサッカーができる環境はとても楽しく、日々の練習の中で少しずつ成長していくことに喜びを感じていました。サッカー選手としても、人としても成長できた充実した1年だったと振り返って感じます。


ただ、試合に出られなかったときや練習でうまくいかなったときには一丁前に悔しがるものの、すぐにその悔しさを忘れてしまい、努力を怠ってしまう。

そんな自分を変えたくても、心では分かっていても、行動に移せない。そんな自分の甘さや弱さを再認識させられる1年でもありました。


この1年でとくに印象的だった出来事は、9月頃の試合中に左手首を骨折したことです。約2ヶ月間、サッカーができず、チームのサポートにまわる日々が続きました。その中で、「サッカーが当たり前にできること」がどれだけ尊いことか、身に染みて感じることができました。


サッカーがしたくてもできない。チームメイトの活躍をピッチの外から見ているだけのもどかしさ。とてもつらい2ヶ月間でした。しかし同時に、自分を見つめ直すことができた時間でもありました。普段なかなか取り組めなかった筋トレや体幹トレーニングにも時間を使うことができ、あの時間があったからこそ得られた成長もたくさんあります。今思えば、あの2ヶ月間は自分にとってとても大切な時間だったと心から感じています。


現在、私は肩の脱臼のため、再びサッカーから離れてしまっています。正直なところ、またプレーできないもどかしさや不安を感じることもありますが、こうした経験も自分を成長させる大切な時間だと捉えています。


なにをするにしても自分次第。こういったつらい、しんどい経験をしたときに、その経験をただの「痛み」として終わらせてしまうのか、それともその経験を糧として自分の成長に繋げるか、すべては自分次第です。


サッカーができないこの時間が、将来の自分にとって「後悔」にならないように。むしろこの時間があったからこそ今の自分がある、そう思えるように。今できることに全力で取り組み、前を向いて進んでいきたいと思います。



長々とまとまりのない文章ですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

次回は、髪色を頻繁に変える公立大のカメレオン吉田亜莉沙です。

最近、同じ高校の後輩がマネージャーとして入ってきてくれて、とても嬉しそうな彼女はいったいなにを語ってくれるのでしょうか!?

お楽しみに!