今回は2回生プレイヤー内山龍太のブログです。
「ラストチャンス」
こんにちは。2回生の内山龍太です。
前回の倖太郎の紹介だと僕がかなりズレた人間だと思われそうなので、「スターバックスを始めとしたカフェ全般に行ける経済力の無い金欠」とここで訂正しておきます。
さて、今回は初めてのブログということで、僕のサッカー人生を振り返りつつ、大学で部活を選んだ理由をお話ししたいと思います。
4歳から始めたサッカー。小学生の頃はあまり日の目を浴びることもなく、そこら辺によくいるサッカー少年という感じでしたが、中学生時代に転機が訪れました。地元の強豪チームのセレクションに奇跡的に合格し、ハイレベルなチームメイトと共に切磋琢磨する貴重な3年間を過ごしました。中学3年生時には、冬の高円宮杯u15で全国大会のピッチに立つこともでき、この期間が間違いなく僕のサッカー人生のピークだったように思います。
ただ、チームメイトのほとんどが強豪と言われる高校・ユースに進学を決める中、僕は勉強で高校に進学することを選びました。理由としては、大学進学まで見据えたかったから、そしてなにより、中学3年間で「サッカーで上に行く奴」との歴然とした差を痛感し、高校でも本気で全国を目指してサッカーをする熱量が薄れていたからです。
そうして入学した高校のサッカー部は1学年だけではサッカーに必要な11人も揃わない絵に描いたような弱小。所属するリーグも広島の最下層で、トーナメントでも大体2回戦までには負けるのがお約束でした。僕自身も2年間適当に楽しむ程度で部活に取り組み、高3の5月上旬に早めに引退して受験勉強にシフトしました。培った技術も体力も確実に廃れた3年間でした。
2024年春、公立大への進学が決まったとき、サークルで楽しむか、部活で真剣に取り組むかを1人考えていましたが、高校時代の「空白の3年間」が逆に僕の心に火をつけました。「部活」というコミュニティが無条件に与えられるのは大学が最後。ここで高校時代のようにサッカーに本気で取り組める環境を選ばなければ、今後そのような環境を手に入れるのはかなり困難になります。中学時代までは感じられていた熱量あればこその達成感を忘れられず、高校サッカーが明らかに不完全燃焼だったこともあり、サッカー部への入部を決意するに至りました。
まだサッカー部に入って1年しか経っていませんが、自分の「部活を選ぶ」という決断は間違っていなかったと胸を張っていえるほど、サッカー部での活動は充実しています。先輩は優しい人が多く、同回も個性的なヤツばかりで毎日が楽しいです。もちろん、サッカーのレベルも高く、練習や試合でもやりがいを強く感じます。
大学4年間が僕のサッカー人生においてまさに「ラストチャンス」です。やり残しの無いように、完全燃焼できるように、残り3年間サッカーに邁進していきたいです。
長々とした自分語りを最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、決して2回生のキャプテンでは無いものの、キャプテンかのような振る舞いが頼もしい川原諒大です。人をまとめる事に長けた彼は文章もまとめられるのか、ぜひ読んでみてください。