(後編)




「支えてくれた方々へ」

生まれて22年、サッカーを始めて16年、大好きなこのスポーツをここまで続けられたのは、周りの方々の支えがあったからこそです。私は、本当に運が良い人間だと思います。どこへ行っても人との「出逢い」に恵まれ、人生が豊かなものとなりました。

誰と出逢うかだけでなく、「いつ」出逢うかも重要で、その絶妙なタイミングが、私のサッカー人生をより充実させてくれたと感じています。


まず、私を育て支えてくれた家族へ。

小さい頃から1番私のサッカーする所を見てくれたお母さん。中学時代、「全試合見に行くわ」と言って、仕事で忙しい中でも本当に全試合見に来てくれました。遠い会場でも、練習試合でも、用事があっても、必ず会場に足を運んでくれました。洗濯も、お弁当も、栄養満点なご飯も、常にベストな状態を出せるように何から何まで手を尽くしてくれて感謝しています。


大事な試合には必ず観戦に来てくれたお父さん。試合を見に来ては、良かったところと悪かったところをまとめ、試合後にぶつけてきました。そして、私が活躍した試合では、私以上に喜び、動画を携帯に保存して見返してくれていた姿を見てもっと頑張ろうと思えました。


誰よりも私の活躍する姿を楽しみにしてくれていたお姉ちゃん。仕事や学業がどれだけ忙しくても、見に来ようとしてくれるその気持ちだけでも本当に嬉しかったです。私の活躍を自分の事のように喜んでくれる姿に支えられました。


私の所属するチームを時に私以上に愛し、応援してくれる家族の姿が私の誇りで、自慢でした。

心からありがとう。


そして、4年を共にした同期のみんな。

私生活はめちゃくちゃでも、サッカーにはひたむきで、4年間スタメンとして誰よりもサッカー部のためにプレーした樋口。

どんな時もチームの輪を守り、人のために行動できる竹峰。

誰よりも人想いで、チームを後ろから支え続けた山﨑。

素直じゃないこともあるけど、時には嫌われ役を買って出て、どんな立場でもチームのために行動できる井筒。

自分の状況や立場に一切文句を言わず、目の前のプレーに熱くなれる石川。

謙虚な姿勢で取り組み続け、自信がなくても絶対に折れない谷口。

とにかく何事にも真っ直ぐで、チームのために出来る努力は惜しまない吉田。

どんな状況でも決して折れず、チームのため役割を全うし続けた荻野。

心に秘めた熱い想いを度々見せ、チームを何度も救ってくれた南。

熱いパッションを持ち、自分の夢に真っ直ぐな遠藤。

誰よりもチームのために悩み、チームを愛してくれた美羽。

バランスを見て、必要な時に頼りになる存在でいてくれた真々子。


英語が話せる登望絵。

千里高校出身の鈴木。


同期は一生の宝物です。

人生で最高の出逢いです。

4年間、色々な思いを共有出来て嬉しかったです。

出逢ってくれて本当にありがとう。



「最後に」

長い歴史を持つ大阪市立大学体育会サッカー部に所属し、大阪公立大学体育会サッカー部の副将を務めたこの経験は、一生の宝物です。

なかなか試合で結果を残せず、副将とは名ばかりだったかもしれませんが、それでもサッカー部の看板を背負い、大阪公立大学を代表することが出来たことは、本当に誇りです。

ありがとうございました。


大阪市立大学Bチームの控えFWから始まり、紅白戦で数分しか出られなかった日々から、4回生で関西リーグに18試合出場させてもらえるようにまでなりました。色々な経験をさせてもらえて、サッカー部に入って本当に良かったです。

今年は1年間残留争いで苦しい時間の方が長かったですが、その分勝った時の喜びや嬉しさは格別なものでした。何より、1年間Aチームで戦えて、苦しかったけど、やっぱり最高に楽しかったです。


この4年間を共にした厳しくも優しい先輩方、可愛くて大好きな後輩達、指導者の皆さん、マネージャーのみんな、対戦してくれた全ての大学サッカー仲間たち、本当にありがとうございました。


サッカーの喜びを教えてくれたFCファルコン、サッカーに真剣に取り組みたいと思うきっかけをくれた高槻九中サッカー部、部長としての責任感を育んでくれた春日丘高校サッカー部、そこで出会った指導者、仲間、マネージャー、スタッフ、全ての人に感謝しています。

自分のサッカー人生に現れてくれて、本当にありがとうございました。


最後に、ここまで支えてくれたすべての方々へ、心からの感謝を伝えたいです。

どんな困難も支えてくれた皆様の存在があったからこそ乗り越えられました。

この感謝の気持ちを胸に、これからも成長し続け、誰かの支えとなれるように努力していきたいと思います。

出逢ってくれた皆様、本当にありがとうございました。


これからも大阪公立大学体育会サッカー部をよろしくお願いいたします。




まだまだ書きたいことは山ほどありますが、あんまり書きすぎると4回生のうるさいヤツ(鈴木)が、ワーワー言ってくるのと、後輩の岡田くんにくどいと言われてしまいそうなので、ここら辺でやめておきます。

ダラダラと長い文章を書いてしまいすみませんでした。


次回で4回生のラストブログは終了となります。

アンカーを務めてくれるのは、1回生の頃からスタメン出場を続け、今年1年主将としてチームを引っ張ってくれた樋口キャプです。

家族思いで鈴木嫌いな彼のラストブログ、要チェックです!