大阪公立大学体育会サッカー部2024年度主将を務めさせていただきます、新4回生の樋口翔大です。平素より弊部に多くのご支援、ご声援をいただきありがとうございます。

2024年度新チーム始動に伴い、今年度の目標、スローガンの説明をさせていただきます。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。


今年で大阪公立大学体育会サッカー部も創部から3年目となります。さらに、私たち新4回生の代で旧2大学(大阪市立大学、大阪府立大学)に所属する選手も最後となり、大きな節目となる1年となるでしょう。この1年を大阪公立大学体育会サッカー部の歴史に刻まれるような価値ある1年にすべく、日々励んでいきます。


「2部昇格」

これが今シーズンの目標です。またそれかと感じる方もおられるかもしれません。私自身も入部してから2年間同じ目標を見てきました。しかし、今年は「2部昇格」という目標に対して並々ならぬ覚悟を持っています。

大阪公立大学体育会サッカー部創部初年度はチームの基盤を築き上げる年。2年目となった昨年はその基盤を元にチームとしての変化が問われる年でした。そして、創部3年目となる今年。「三度目の正直」という言葉もありますが、私を含め部員一同、今年こそ目に見えた結果の求められる年だと強く感じています。私自身も2年間「2部昇格」という目標を掲げながらも達成できなかった先輩方の悔しい思いを身近で感じてきました。その想いも背負い、この1年間「2部昇格」という目標に向かって、自分がチームを先導し突き進みます。


次に今年度のスローガンです。

「繋進」

このスローガンには大きく4つの思いが込められています。

① 先輩方が築き上げてきた良き文化を繋ぐ
② チームに関わるすべての人の心を繋ぐ
③ 「大阪公立大学体育会サッカー部」を地域、社会と繋ぐ
④3つの「繋ぐ」を大切にし、2部という次なるステップへ大阪公立大学サッカー部を進める

単に勝負に勝ち、「2部昇格」さえ出来れば良いわけではない。私たち「大阪公立大学体育会サッカー部」はこれから先、今以上にもっと多くの人に愛され応援され、いずれは地域を象徴する存在になるべきだと私は強く想っています。そのためにも、旧2大学時代から続く「学生主体」というよき文化を繋ぐ。また選手だけでなくOB・OGの方々やその他チームに携わって下さる方々の心を弊部を介して1つに繋ぐ。そして、地域貢献班の活動など主体的な取り組みで弊部を地域・社会と繋ぐ。この3つの「繋ぐ」を遂行した上で「2部昇格」を達成することが、チームの価値を大きく高めるために必要な事だと感じています。

「価値を創出し続けるクラブに」
これはチームのVISIONとして掲げられている言葉です。チームの価値は多様な要素によって積み上げられていくものです。この1年、ピッチ内外ともにチームの価値を高めるため尽力します。そして、何よりもこの節目となる年に、「2部昇格」という目に見えた結果を掴み取り、大阪公立大学体育会サッカー部を新たなるスタートラインに押し上げたいと思います。

最後になりましたが、OB・OGの皆様や保護者の方々、チームに携わっていただいております様々な関係者の方々、平素より弊部に多くのご支援、ご協力をいただきありがとうございます。感謝の気持ちを忘れることなく、日々精進して参りますので、引き続きご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。