こんにちは。覇王色の素質を持つ稲垣くんから紹介を受けました4回の森俊介と申します。ブログラストの福野キャプテンに上手くバトンリレーできるように頑張ります。
さて、大阪公立大学サッカー部の一員として過ごすことが出来る日々もあと1週間。めちゃくちゃ思うことはあるし、語り始めれば止まらないが、今回のブログは直感に委ねて文章を作ろうと思う。ので、拙い文章になる予定です。許してください。
私は現在副キャプテンを任されている。こんな私でだ。情緒は不安定だし、うるさいし、下ネタも多いし、人間としてはかなり下層の方だと自覚している。そんな中、幹部に立候補したのもあるが、異論なく私にこの重要な役目を1年間任せてくれたチームメンバー始め、スタッフ陣の方々にまず感謝したい。ありがとう。
なぜ立候補したか一言で説明すると、キャラだ。
「リーダーシップがありそう」
「声を張り上げチームを引っ張ることができそう」
こんなキャラを自分の中で勝手に創造していた。
とても浅薄で滑稽だが、高校でも恐らくこのような気持ちを抱いてキャプテンを努めたから、大学サッカーでも可能なんだろうとタカをくくっていた。
しかし、新チームの活動が始まって数ヶ月経ち現実は違うことを悟った。
同期には、誰もが認める頑張り屋のキャプテン、静かだけど実力派の幹部、普段ふざけていて太っているが、ゲームになると頼りになる仲間など、部員みながそれぞれ己の強みを持っていた。
自分はと言うと、己のキャラと過去試合に出ていた記憶に固執しプライドを持った実力の無い凡な選手だった。
4年生になっても試合に出場する時間は短い。かといって、キャプテンのようにプレー内外でチームをまとめあげる統率力も持ち得ない。
こんなふがいない自分は部に存在価値がないと何度も役職を降りたいと感じた。プレーで示しチームを牽引できる選手は他にもいるから。歴代のキャプテン、副キャプテンは常にサッカー内外でチームを引っ張っていたことも思い出した。サッカー人生で1番悩んだ。
そんなことを常に考えていると、気づいたらリーグ戦前期が終わろうとしていた。
このまま終わっていいのか。
後悔は残らないか。
サッカー部で過ごした日々に自信を持てるのか。
終わっていいわけが無かった。
自分がサッカー部に全てをかけた4年間に価値を見出すために、自分を見つめ直しリスタートするしかなかった。
そこから、限りある時間で何を変えられるか、こんな自分に出来て他の人がしない事は何か、副キャプテンとしてチームに貢献できる事は何かを模索した。
リーグ前期後のオフ明けの練習試合や夏合宿では、Aサブで出場する機会が多かったが、その中で1番声を張り上げ、得点、アシストなどの数字としての結果を特に求めた。途中交代で投入された試合では、勝っていても負けていても自分がピッチで走り回りチームを活性化させることだけを考えてプレーした。
プレー以外の面では、それまでキャプテンだけがABのメンバー選考を行っていたところに介入し、周りの部員の活動を深く観察し、なるべく多くの選手を見てメンバーを決めれるように、多くのBの選手がAチームに関われるように尽力した。
そんな中で後期リーグ開幕直後に骨折してプレーではチームに貢献出来なくなった。が、関係ない。これまで以上に俯瞰的にチームを客観視し、プレーで関与できない分、外から支えることに力を注いだ。
このような行動をしていく中で、自分の曖昧なキャラだった物が、副キャプテンという自覚に変わった気がした。
皆から見ればまだまだかもしれないが、自分の中で少しでそう思うことができたのが嬉しかった。
キャラは大事だと思う。人間関係でも組織の中でも。
だが、キャラに固執、依存してはいけない。
キャラなんか表面上の殻でしかなく、大事なことは殻を突き破って何をするかだと思う。
自分が約半年間してきたことが合ってるか間違ってるかは分からない。
しかし、行動を起こしたことは間違いじゃないと感じる。
こう思うことが出来たのは、公立大の学生主体のチーム運営だったからこそだ。
何か思いついたらすぐに行動に移せる環境だったからこそだ。
本当にこの部活に入ってよかった。
このブログを書いている現在(10月下旬)、まだ怪我の影響で完全にプレーできていない。しかし、最後くらいプレーでも見せてやろうと思っている。4年間ただ適当にサッカーをやってきた訳じゃないことを示したい。
最後に
同期へ
感謝以外は特に言うことありません。
部室で死ぬほど話したんでもう十分です。
上手い奴がいないってよく言われる学年ですが、その分全員が全員に意見できる、最高の学年やった気がします。
引退の日まで、全員で楽しみ競い合いましょう。
後輩へ
まじでラストイヤーは一瞬で終わります。まじで。
何が正解かは誰も分からないので、殻突き破って言いたいこと、やりたい事、後悔のないように残りの時間で出し尽くしてください。
さっきも言ったけど、この部活はそういう意味で最強の環境だと思います。
普段口うるさいと思うけど、本心は後輩大好きです。
今までお世話になりました。ありがとう。
あと引退まで1週間、とにかく突っ走る。
4回生、一緒に行こう。
応援よろしくお願いします。
ブログリレー最後は我らが脳筋キャプテン福野泰士です!普段は筋肉に脳を支配されている彼は本気で駆け抜けた大学サッカーをどのように言語化するのでしょうか。てか、言語化出来るのでしょうか。
お楽しみに!