こんにちは。3回生の伊達直紀です。約1年ぶりのブログになりますが、初めての後輩が出来てすぐだった去年から、現在は大学サッカーも残り1年半となり、1年という期間ながら状況が大きく変わった年になったと思います。残り半年で4回生の先輩たちが引退し自分たちの代になりますが、そこで今私が思うこと、これからのことについて素直に話してみようと思います。

是非最後まで読んで下さい!


上記の通り、この1年は本当に大きく変わった年でした。昨年はほとんどBチームで、Iリーグを中心に出場しました。Iリーグの相手は強豪校のBチーム等。多くの試合にベンチ入りし、試合に出場するだけでかなり刺激になり、本当に充実した年でした。


新チームになってもしばらくはBチームでしたが、今年の3月頃から怪我人などの事情でAチームに絡み始めることが出来ました。

そこからなんだかんだでAチームに留まらせてもらい、公式戦のデビューも出来、少ない出場時間ながらアシストも1付けられて、まだまだですがやっと結果を1つ残すことが出来ました。


苦しみながらも充実した大学サッカー生活を送り、去年のブログから約1年が過ぎた訳ですが、更に数ヶ月経ち新たに自分の中で2つ話したいことが出来ました。1つ目は『芦屋戦』、2つ目は『先輩』です。


1つ目の『芦屋戦』ですが、これは5/21に開催された関西学生サッカーリーグ第7節の芦屋大学戦(0-0)のことです。

この試合私は後半20分頃から出場し、出場直後から悪くないプレーをして、流れを変えるプレーも出来ていた気がします。そして最後の最後に大チャンスが自分の前に転がってきました。ゴール前どフリー、クロスからヘディング。当てるだけでゴールの所、僕は大きく頭を振りました。1番大事な時に迷いがあり、決めきれず結果は0-0、それまでの悪くないプレーは全て帳消し、文字通り「戦犯」になりました。これまで感じた悔しさとは比にならないほどで、正直今でもふと思い出して苦しくなります。周りは「あれ決めてたらな〜笑」と笑いながら言ってくれますが、正直笑い事じゃないほど悔しかったと思います。前期を終えた今、失った2ポイントはかなり重いです。

この悔しさは絶対に忘れてはいけないと本気で思いました。これを活かさないといつまでも成長出来ないと思います。

この悔しさを風化させないためにそこから数ヶ月で何度もこの試合のプレーを見ました。正直以前までは悪いプレーなどこらは目を逸らし、得点シーンや良かったプレーにしか目を向けられていませんでした。少しずつチームのために闘うという「責任感」が芽生え始めているのかもしれません。『芦屋戦』で感じた悔しさは、自分を何倍にも大きくしていくでしょう。


そしてここから2つ目の『先輩』に繋がるのですが、最近は悔しいプレーをしたりそれを思い返す度に、「先輩のため」という言葉が浮かびます。チームや自分のためという気持ちもありますが、それ以上に先輩たちともっと喜びたい、悔しい思いをさせたくないという気持ちの方が大きくなっています。

悔しがっている先輩を見て、試合中本当に頼りになった先輩の姿を見て、自分はまた0から心を入れ替えてチームのために貢献することだけを考えなければいけないと思いました。前期の最終戦では特に、先輩たちが悔しい思いをしている姿が印象的で、そんな中で不甲斐ないプレーを連発する自分に腹が立ちました。とにかく今は先輩たちが作ってきたチームのため少しでも自分の存在が助けになるようにしたいとだけ考えています。これ以上情けない姿は見せられません。



今の先輩たちが自分に与えてくれた影響は大きいです。本当に大きいです。

入部してから2年半や1年半関わってきて、先輩たちが大好きになりました。面白くて個性的で優しくて、時に厳しくもあります。どんなにふざけた人も試合になれば、チームのために闘っています。キャプテンを中心に本当にバランスの取れたいいチームを作っていると思います。


先輩たちのおかげでここまで来れたと冗談じゃなく思っています。色んな場面で助けられてきました。少し早いですが、前期も終わり引退も少しずつ現実的になってきました。残り10試合余でもう自分には先輩という大きな存在が居なくなってしまいます。頼れるのは自分たちだけになり、今度は私たちが「先輩」としての姿を見せなければなりません。

だからこそ今のうちに、先輩とサッカーが出来るうちに、沢山話してアドバイスを貰って厳しい声を受けられるうちに来年に繋がるような姿を見せなければならないと強く感じます。


この悔しい思いを胸に刻み、残り半年間まずは競走に食いこんで行けるような選手になり、来年のチームを引っ張っていけるような、このチームを任せても大丈夫だと言わせられるような存在になります。先輩も後輩も同期のみんなも期待して見ててください。


次は、肉体改造を経てコミュ力がバケモンになった井筒理斗です。辛い経験を乗り越え、最強街道まっしぐらの彼は何を語ってくれるでしょうか。

お楽しみに!