こんにちは。大阪公立大学サッカー部4回生の浅見亮太です。4回生ということで周りのみんなは4年間を振り返るようなことを書いていますが、あと1ヶ月程で引退するという現実を受け止めきれていないので何か別のことを書けたらと考えています。
卒業後の進路として、就職と進学に分かれますが、自分は就職を選択し、半年ほど前まで就職活動を行っていました。その就職活動で感じたことを交えながら少しお話しできたらと思います。
面接などを通じて「なぜ?」を深掘りされることばかりで、企業への志望理由は言うまでもないですが、過去の自分の行動や言動に対しての理由や根拠を問われることが特に多かったと思います。自己分析をして、自分自身のことをしっかりと理解するとともに、常日頃から「なんとなく」ではなく、理由や根拠を考えながら責任のある行動が求められるのだと感じました。
さて、この「なぜ?」を考えるということはサッカーにおいても非常に重要なことであると考えます。練習の意図や試合中の一つ一つのプレーに対して常に考えを持ちながら挑んでいる選手は良い選手と言えるでしょう。そんな中で自分のプレーを振り返ると、強豪のチームが相手のときなどは特に、焦ったプレーが先行し、「なんとなく」や、「とりあえず」のようなプレーを選択してしまっていると感じます。これが自分の現状であり、課題です。(もう少しで引退ですが)
サッカーにおいては「考える」以外にも必要なことがあると思います。それは「伝える」ことと、「理解する」ことです。
まず「伝える」についてです。なぜそのプレーを選択したのか、どのような意図があったのかなどをチームメイトに伝え、考えを共有することが大切だと考えます。今年は統合があったので、旧市立大の部員や1年生を含めると、一緒にプレーし始めて間もない選手がほとんどです。自分の特徴を分かりきっていない選手が多いということです。そういった選手達とスムーズにプレーするためにも「伝える」ということが大切だと感じます。
次に「理解する」についてです。お互いの意図が合わなかった時に相手の考えを聞き、理解することによって次のプレーの質を上げることがチームとして非常に重要だと考えます。しかしながら、これについてはチームの課題の一つになっていると感じます。チームの中心となる選手がそれ以外の選手に対して、考えを押し付けてしまったり、意図が合わなかっただけであるのに相手のミスと決めつけてしまう場面が目立ち、特にチーム状況が良くない時にこの状況は顕著に現れています。このチームも残り少ないですが、少しでも改善されるよう働きかけていければと思います。
大きく環境が変わったこのシーズンも残りわずかとなりました。少しでも上の順位で終われるよう全員で努めていくので最後まで応援の程よろしくお願い致します。
次回はチーム1の奇才の佳乃子です。賢すぎるので文を理解できるか不安です(笑)お楽しみに!