こんにちは。大阪公立大学サッカー部3年の成瀬光希です。前回のブログで鳥川千明がどこでボールを持っても落ち着いていると紹介してくれましたが、残念。どこでボールを持っていても緊張しています。

それは置いておいて、少し真剣な話をします。

府大と市大が統合し半年が経ち、時間が経つのは早いもので前期リーグ戦も終盤に差し掛かりました。リーグ開幕戦がつい最近のことみたいに感じます。

どこの誰かはよく覚えていませんが
「体感的な人生の折り返し地点は18歳から19歳ぐらいである」と言っていました。もしそれが本当だとしたら21歳になった僕はもう折り返し地点を超えたことになります。

これだけ生きていると人生は良いことばかりではありません。あの大谷翔平やリオネル・メッシでさえ打てない日や点を取れないがあるのですから。

それはサッカーも同じで、僕はこれまで10年間くらいサッカーをしてきましたが、楽しいことよりもツラいことの方が圧倒的に多かったです。

小学校では死ぬほど強いチームにボコボコにされ
試合中に泣いたり、
中学では予選で負けて
好きな子泣くところを見られたり、
高校ではAチームに擦りもせず、
「コイツにはいつまで経っても勝てないんやろうな」と思うことが数えきれないほどあったし、
大学に入ってからも試合に全く出られなかったりしました。

そんなツラいことばかりのサッカーでも、
やっぱりサッカーが好きだな、と思う瞬間があります。

それは“目の色が変わる瞬間”です。

普段はあまり喋らない子が
学校ではヤンチャな奴が
ふざけているアイツが
いっつも寝ている坊主が

熱いゲームになると人が変わったように
目の色を変えてプレーするのです。

勿論、毎ゲーム全力でプレーし、
一生懸命プレーし、
必死に勝ちを目指します。

でも、“目の色が変わる“瞬間は
そんな次元ではありません。
サッカーをしているとそのレベルを超えたゲームに出会うことがしばしばあります。

シビれて、ゾクゾクと緊張感が走り
心が震えるようなゲームです。

公式戦だけでなく、練習試合や
普段の紅白戦でも
関係ありません。

燃えるゲームをする度に、
「やっぱりサッカーは楽しい!」
「これだからやめられないんだな」
と思わされ、
キツいことを遥かに超えた楽しさがあります。

目の色が変わるようなゲームで
勝てた時は死ぬほど嬉しいし、
もう一回この気持ちを味わいたいと
また切り替えて練習に励みます。

逆に負けた時には
帰り道でも、家に帰っても
ご飯を食べる時も、寝る前も
ずっと悔しさが残ります。

もう負けたくないと、
次はシュートを決められるように、
一対一で抜かれないように、
決定的なパスを出せるように、
もっともっと上手く強くなってやろうと
必死になります。

そうやって感じた嬉しさや悔しさが
どんな試合や練習よりも、
サッカーを上達させてくれるのです。

大学サッカーも残りわずかになりましたが、
まだまだ上手くなれると思っています。
そのために“目の色が変わる"ようなゲームや練習を出来るだけ多く経験していきたいし、そうやって皆んなで上手くなって、最終的に結果も付いて来たら最高です。
そのためなら、キツい練習も頑張れそうです!

チームとしてまだまだ試合は残っていますが、最後まで応援して頂けると幸いです。

拙い文章ではありましたが、読んでいただきありがとうございました。

次のブログは僕の故郷であり、大都会枚方市在住吉見くんです!彼にはひらパーの魅力を語ってもらいます!