今年度より、大阪公立大学体育会サッカー部が発足しま。本格的なスターを切る今、主将として今後のチーム目標、今年の目標、スローガンを説明します。

拙い文章ですが、読んで頂けたら幸いです。

 

 

始めに私たちは価値を創出しつづけるクラブ」を目指す。価値を創出し続けることが出来たなら、全部員が誇りを持てるチームになると思うから。強いチーム、社会から応援されるチームに共通した前提は、部員全員が自分のチームを誇りに思っている点にあると思う。その気持ちが部員の日々の行動を変え、自然とチームも成長していくと思うだから、初代主将の自分は「価値を創出しつづけるクラブ」の基盤となる精神、組織風土、組織体制を作ることが自分の使命であると考えている。

では、どのように価値を創出し続けるか。

 

・学生主体で関西一日本一を取る。

・人材育成の宝庫になる。

社会、地域に貢献する活動を行う。 など

 

大学サッカーは私立大学の独占市場である。公立大学が入る余地はないのかもしれない。ただ、そんな誰も超えることが出来ないような壁を超えることが出来たなら、それは最高の瞬間だと思う。大学サッカーの常識が変わる。それこそ、最高の価値を創出していると思う

だから、トップを目指す。

 

それだけで良いのか。

 

良くない。私たちサッカー部はプロ育成場ではない。優秀な学生を持つ大学に所属しているからこそ、各部員が持つ可能性は無限にあると思う。活動終了後も各分野で活躍することが出来る人材を育てる必要があると思う。チーム理念にある3Aを常に意識し各々が部活動内外で挑戦と成長を実現する。その努力の先にある総合力のある人材を目指す。チームとしても、地域貢献など、社会に価値を創出するには何が出来るかを主体的に考え、常に価値を創出できる組織を目指す。

 

次に、今年度の目標、スローガンを発表する。

目標:「2部昇格」

スローガン:「共超

スローガンには以下の4つの想いがある。

市大出身者、府大出身者が共に力を合わせ、これまでの市大府大を「超越した」チームを目指す。
市大出身者、府大出身という壁を越えて、共に新チームの礎を築いてい
全部員が共に力を合わせ、一般的な部活動を越えた人生の糧となるようなチームを築いてい
地域の方々、OBの方々、学校関係者等のチーム関係者全員と共に、困難を越えてい

 

創部1年目の今年は、基準を作る1年であると思う。今年緩い雰囲気を作れば今後も緩い雰囲気のチームになる。逆に、本気で打ち込む1年にすれば、今後のチームに本気で打ち込む文化が出来ると思う。新チームが価値を創出し続けるクラブになる為、部員全員が主役で「2部昇格」「スローガン」を達成できるよう本気で追求する1年にする。

 

最後に、自分の想いを綴りたいと思う。

自分は生粋の負けず嫌いである。小学生時代から親とのオセロでさえ負けると泣いて、勝つまで取り組んでいた。それがいつしか大好きなサッカーで負けても、もちろん悔しいが2時間後には忘れて部員の恋バナをしている自分がいた。サッカー面では「公立大学だから」「環境が良くないから」という言い訳、学業、就活では「京阪神じゃないから」という言い訳ばかりが市大で過ごした3年間にはあった。自分の好きなに「道をひらく」というのがあるが、その中でも「志を立てよう」という節が印象的である。自分の解釈では、志がない人は成長しない、環境を変えられることはできない読み解いた今回のブログでは非常に大きい志を示した。将来の部員は無理な目標を立てるなと考えるかもしれない。しかし、志のない言い訳だらけの大学生活ではなく目標の為に熱くなれる大学生活にしてほしいだからこそ、高い志を持ち本気で打ち込む部活動にしたい。それが今の自分の率直な想いである。

 



 

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

私の熱い想いは十分に伝わったと思います。今後は志を行動に移し、結果に変えたいと思います。最高の1年、最高のチームに出来るよう、部員と共に一生懸命に取り組みます。

両チームのOBの皆様、地域の皆様、このブログを読んで頂いた方、これからの大阪公立大学体育会サッカー部を宜しくお願い致します。

 

主将 十河立希