花火 | 縄文招来 かヲり日記

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 先日、少し胡座を組んで手を合わせて目を瞑って座っていました。
日常でのこういう時間入った時、嵐のようにぐるぐる渦巻いていた考えや感情が、一瞬でストップモーションをかけられたせいかそれを意識していないときよりも暫く際だって見えて来る。
 そんなイントロダクションの中、フッワっと誰かか何かに手を包みこまれているような感じがしました。
最初は手だけにその感覚がありましたが、手のひら同士が磁石のように吸い付いてるような感じがした後、その感覚が身体全体に、、。
 例えて言うならエアーで温泉に入っているような感覚照れ照れ照れ

 うわぁ~何だろうこの感じ、、と思いながら、ビジョンが湧いてくる。
丸い光の玉に際限なく花火が光って咲いている。
 花火は光の玉の中で出ては消え、幾つも幾つも咲いている。
花火の泉、、。
でもビジョンは垣間見るのはほんの一瞬。
見えたのか見たのか、考えてたのか考えられたのかもよく分からない。

 目を開けてもなおその花火の光の残像は、奥の奥に在り忘れたかのように思えてもふいに鮮やかに蘇る。
永遠がどういうものなのか分からないけれど、もしかしたら魂は花火の光の玉から一瞬たりとも出たことがないのではないかしらと思いました。

 そう思ったら、手のひらを合わせたときの感覚が妙に腑に落ちるのでした。
メビウスの輪の現実的には存在しない接点だと。
 花火の乱れ咲く中、約束の橋を渡る。