生殖不能の手術要件は「違憲」 | 細田智也のつぶやき

細田智也のつぶやき

元市議会議員
政治は優しさでなければならない。
30歳で脳出血で緊急入院 
当たり前が当たり前でない事を改めて痛感
退院時にドクターから言われた一言
「生かされた命です」
その生かされた命 政治という場で活かしていきたい




今回のこの判断を誤解している方が多い
デマに流されている方もいるので、書いておきます違憲とされたのは【生殖不能要件】だけ。
下記の表にも記載してあるように、「性同一性障害特例法」の性別変更には5要件があり、それらを満たさなければ戸籍上の性別を変更することはできません。

【引用:朝日新聞】

・精巣や卵巣を切除する(不妊化要件(生殖不能要件))手術を求める法律の要件は違憲・無効
・しかし、性器の外観要件は残っている為、別の手術が必要になる当事者も相当数いることが予測される


私も約9年前に手術を受け
戸籍を「女性」から「男性」に変更した
受ける直前「なんでメスをいれなければ」など、
正直怖さや色々な思いから辞めたかった

しかし、日本で「男性」として生きていく為には手術をして「生殖器」を取らなければいけなかった
その条件を満たしていないと変更ができないから

そんなに嫌だったり、怖いなら
「別に戸籍にこだわらなくて、好きなように生きていけばいいじゃん」などと言われることもあります

しかし、皆さんが思っている以上に日常生活を送る上で“男”“女”というものが蔓延っている

就職
職場
病院に行くとき
トイレなどなど


今は色々と過度期であると思うが、あの時にはこんな世の中になるとは想像もしてなかったな

トランスジェンダー性別変更、生殖不能の手術要件は「違憲」 最高裁:朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/pickup/647957