賴母しい送金額, 好評嘖々の半島勞働者
京城日報
1940년06월28일

 

【釜山】勞務調整の重要な一役を買って、昨年来續々内地に集團渡航してゐる炭坑勞働者、土建勞働者は銃後生擴に多大の貢献を續けつゝ郷里には夥しい送金を怠らず各方面とも半島勞働者の内地移植に大成功を謳歌してゐるが、最近間組請負の岐阜縣船津水電現場からの通信によれば、
間組は靑森、長野、静岡、岐阜の各縣で水電工事勞働者として昨年十一月來既に二千五百の半島人勞働者を移植し、更に近く慶北道内から五百名の集團渡航勞働者募集中であるが、過去半年間の勞銀所得三十七萬五千圓の中、郷里の送金最高二百卅圓、總計十一萬五千圓、貯蓄最高二百圓、総計四萬五千圓といふ好成績を示し、七月末三千名ともなれば勞銀年額二百萬圓に達するので送金豫定額八十萬圓といふ豪勢な豫想である。
と報じ、其の原因として、
請負業者も勞務調整の急迫した事情󠄁を熟知してゐるため厚生省、内務省、総督府と緊密な連絡と協調を保ち宿舎、飯場、訓練場を完備し三ケ月間は昼夜二時間皇民化教育、國語教育、作業教育に熱心で「内地で手に入らぬ勞働者を供給して貰ったのだから充分訓練した萬全の能率を發揮させねばならぬ」と自肅自戒しつゝある。
事実を強調してゐる。このために一日十時間勞働で二圓乃至二圓四十錢の勞銀ながら時間增歩合や稼働奨勵金で一箇月の總収入百圓を超へるものはザラにあり就勞歩合も九十五%から九十七%の好成績を収めてゐる。但し「一部にはなほ認識の缺如から些少な原因で事故を惹起する場合もあるので、特に内鮮官民が相互に理解を深めることが肝要である」と述べてゐる。