これまでの続きです。


いよいよ船便出しの日、
海外引越しのプロのおじさん4人が
我が家へやって来た。


おじさんの内訳;
名前はすべて仮です

①リーダー、ミワさん
一番若い。30代半ばくらい。
ハキハキ、ちょっとふっくら、小柄。

イメージ;林家正蔵


②ベテラン、コニシさん
40代半ばくらい?
腰が低い。字が小さい。

イメージ;温水洋一


③不思議キャラ、ホンマさん
40代くらい?
年齢不詳、生活感がない。
のそっとした不思議な雰囲気。

イメージ;ピエール瀧
※いまこの名前を出すのはとてもアレですが
ピエール瀧以外しっくりこない…
好きだったのにほんと残念です


④ベテラン、ナカムラさん
40代くらい。寡黙な働き者。

イメージ;阿部サダヲ



彼らは本当に息が合っており、
仲が良くて仕事が楽しそう。
引越し作業員というよりも
会社の組織人という感じで、
一緒に仕事をしてみたいなあと思わせる人々であった。
これまで、バイトリーダーとバイトたち、
という引越ししか経験していなかった私は
彼らの仕事ぶりがとても新鮮だった。


各人の担当作業はサクサク進み、
ミワさんの声がけと確認により、
あと1時間くらいで終わりそう、という
ところまで来た。


私は、
奥さんはやることないんで
座っといてください、と
ミワさんに言われたものの、
暇なのでウロウロしていた(迷惑)。


そして、②ベテランのコニシさんが
作業してくれている部屋で
ゴソゴソしていると、
コニシさんが、
私がロシア語の勉強のために買った
本を見ながら、
いきなり割と長めのロシア語を口にした。


私(驚いて)
「ロシア語話せるんですか?」

コニシさん(照れつつドヤりつつ)
「実は20年以上前ですが、
モスクワに駐在していたことがあるんです」



えーそうなんですか!
そうなんですよ、ただ当時のロシアは
本当に大変で…
などと、コニシさんと私は
そのあと少し世間話を楽しんだ。
コニシさんは伏し目がちであったが
当時のロシアの話を
色々と教えてくれたのだった。




そして一時間後。
コニシさん以外の作業は終了したが、
コニシさんの作業が終わらない。



ミワさん(イジる感じでブーブー)
「なんだよー終わるって言ったのに
終わらないじゃん、コニシさん」


ホンマさん(笑いながら)
「しゃべってっからだ」


ミワさん(笑いながら)
「そうだ!あの人、
しゃべってっからだ!」



やばい、
私としゃべっていたことで
コニシさんが
若干怒られている…



少し責任を感じつつ、
ミワさんたちは
本気で怒っている様子はあまりなく、
コニシさんがいつもこういう感じで
イジられキャラなことが分かり
何となくホッコリした。


そんなコニシさんの作業もなんとか終わり、
私は大量の荷物リストの
チェックにかかった。
1点ずつ確認し、保険のため
金額をつけなければならない。


すると、ホンマさん作業のリスト内に
どうしてもどんなものなのか分からない、
「おもちゃ」という記載があった。

はて…
あの部屋には
おもちゃは置いてなかったのだけど、
これは何やろか…



すみません中途半端ですが
長くなったので続きます。




またまた関係ないけど最近発見した近所のカフェ。狭いけど落ち着くいい場所です。パニーニが美味しい!






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