子どもに聞かれたらどう答えるか? | 感じる科学、味わう数学

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科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

 SNS上の友人からの問いかけ、「子どもに聞かれたらどう答えるか?

○ 「うまくいかないことがあるときどうしたらいいの?」
○ 「おかしいな、と思うことがあるときどうしたらいいの?」
○ 「みんながわかってくれない、と思ったときどうしたらいいの?」



 それに対して応えたこと。ここに記録しておく。

○ 「うまくいかないことがあるときどうしたらいいの?」
→ 君が難しいことにチャレンジしてるってことだろうな。簡単にできることだけやっていれば「うまくいく」だろうけれど、それじゃつまらないでしょ。だから、うまくいかない方がいいんだよ。

○ 「おかしいな、と思うことがあるときどうしたらいいの?」
→ 君は何かに気づいたんだね。はっきり言葉にならなくても、直感的にわかっちゃったんだよ。その感覚を大事にしてほしいな。忘れずにいれば、その直感が正しかったってことがやがてきっとわかる。

○ 「みんながわかってくれない、と思ったときどうしたらいいの?」
→ 凡人には理解できないくらいの天才ってことなんだろうな。だからわかってもらおうなんて考えない方がいい。君が凡人のレベルに合わせたら、君も凡人になっちゃうぞ。君は天才でいた方がいい。