コチャン高校(韓国)の「職業選択の十戒」 | 感じる科学、味わう数学

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科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

 NHKが放映した「白熱教室」シリーズの一つに「ソウル白熱教室」がある。その中で韓国のコチャン高校の「職業選択の十戒」なるものが紹介された。以下の通りである。

1.給料が安い方を選ぶこと
2.私が求めるところではなく、私を求めるところを選ぶこと
3.昇進のチャンスがほとんどないところを選ぶこと
4.全てが備えられているところを避けて、一からやらなければならない荒れ地を選ぶこと
5.先を争って集まってくるところは絶対に行かないこと 誰も行かないところに行くこと
6.将来性が全くないと思われるところに行くこと
7.社会的な尊敬などは期待できないところに行くこと
8.真ん中ではなく、端に行くこと
9.親や配偶者・婚約者が猛反対するところなら間違いない 疑わずに行くこと
10.王冠ではなく、断頭台が待っているところに行くこと

 私が勝手に書いたものではない。NHKが「白熱教室」シリーズの中で、字幕付きで放映したものだ。私個人はとても共感している。

 さて、私が担当している学年(中学3年)でこれから職業教育をやるようで、ちょうど良いタイミングかなと思い、授業で配るプリントに空白があったので、上の文面をプリントの隙間に貼り込んでみた。生徒たちも何かを感じてくれるだろう。
 先日、小テストの最中に黒板の端から端まで使って書いた「試験 VS 仕事」(小さかったら拡大するなりして読んでくださいな ↓)に続く第2弾である。