下図は厚生労働省のサイトで公表している「世帯の所得の分布(2015年)」のグラフです。ただし設問の都合上、文字を伏せている部分があります。
【問い】 上図の(ア)(イ)ならびに下の文の(ウ)には「平均値」「中央値」「最頻値」のいずれかが入ります。ただし、異なる記号には異なる用語が入ります。
上図の(ア)(イ)ならびに次の文の(ウ)に入る用語と(エ)(オ)に入る整数を答えてください。
◯ 上の資料の(ウ)は(エ)です。◯ 最近ときどき「子供の相対的貧困率」という言葉を聞くようになりました。「日本の子供の6人に1人が相対的貧困だ」と言われています。ところで、相対的貧困とは「収入や所得などが中央値の半分以下であること」を言います。その計算法に従うと、上のグラフから「大人の相対的貧困率」を求めてみると「大人の(オ)人に1人が相対的貧困」ということになります。
《答え》
ア 平均値 イ 中央値 ウ 最頻値 エ 250 オ 5
《補足》
総務省統計局のサイトで公表している「二人以上の世帯の貯蓄額の分布(2015年)」をみると、上の傾向がさらに強く表れています。
この資料では、平均値が1805万円、中央値が1054万円、最頻値が50万円、そして「大人の3人に1人が相対貧困」という結果になります。