以下あるインタビューから。

メモ。




お洒落と洒落るは大違い


セレブのスナップなんてみても、一向にお洒落にならないし

お洒落と洒落るは大違い


若者にはお洒落になって欲しい


まず起きたら窓を開けて

景色や空をみる


その変化や味わいを

装いに取り入れて欲しい


それが洒落るということ


同じ青、同じ色なんてない

自然には


そこに触れることで感性は磨かれます




若い人はスマホを長く見ますが、


モニターごしに見る色なんて

全部偽物ですから!




都会に来た若者には、すぐ田舎に帰れって言ってしまう


そこに感性はあるから


忘れてはいけないのは


昔の日本人は海外から来たスタイルと

日本独自のスタイルを見事に融合した

トラッドを生み出したということ

そこを忘れてはいけない


海外の文化を知り、距離感を知ること



トレンドは、私の最も嫌いなことばです


ただ、旬は大切にする


それはつまり、季節。


流れ行く流行ではなく、


繰り返し四季。それは常に意識している。


服だけではもちろんだめで

衣食住、すべてを大切にしてはじめて装いはできる


やっぱり、

男はお洒落やグルメを気取るより

土鍋を使ってご飯くらい炊けなくちゃ



服は着れば着るほど味わいを増すもので


そういった意識で選べば、限られた予算の中でも少しずつワードローブを増やし


一生味わいを楽しむ事ができる


これほどまでに環境が破壊されたいま、

不要なものを買う必要なんて

ないですから





ファッションは楽しい

ただ、若い皆さんには

視点を文化全般に向けて欲しい


そしてそれを含めた日本人としての軸も大切にして欲しい


それが、服を着るということ




赤峰  幸生





季節や起源、歴史や風情が


自然に話すことばから香ってくる


なんのジャンルでも、到達点はおなじ。


響くということ。


良い顔、良い声、

厳しさを含む優しさ



人の到達点はおなじ。

元に戻るだけだから



写真家の操上さんのインタビュー、料理家の土井さんにも同じものを感じたな。