テレビのバラエティってのは、ドラマのように役割分担が決まっているけれど結構アドリブが効くもんで。画面にどう映るかを考えて動いたヤツがオンエアで多く使ってもらえる、ってのが一番カギになっているのだろう。


6/7放送日テレ系列モクスペの「世界めちゃウマ食遺産」は、タレントのキャリアとプロ意識の差ってのがはっきり現れた番組だったな。

http://www.ntv.co.jp/mokusp/contents/070607.html

みのもんた司会で世界の料理を紹介するというコンセプトだったんだが、(本気で食の世界遺産を決めるんだったら、鯨や犬猫ってのは外せないと思うが、まぁ、今回は見逃してやる)パネラーの一人、かたせ梨乃久々の大爆発だった。


中国の麺料理で一根麺という、工事現場のトラロープみたいな長い麺を試食。パネラーは麺のあまりの長さに立ち上がって食べるとか、椅子の上に乗ってすするとかで長さを表現。

無論かたせも立ってすすってたんだが、やや前かがみで胸元をカメラに向けるという、さすがベテランのお色気要員の仕事。

続いてパスタ料理の試食でも、先程よりカメラに寄られた分、胸元を手で押さえてしっかりバストショットに対応だ。番組後半はこういったシーンは無かったが、視聴者、特にお父さん層には充分お楽しみ頂けたんではないだろうか。


で、問題はパネラーにいた井上和香である。

井上の今のメインの仕事が何かははっきりしないが、パブリックイメージは「乳」である。今でこそワカパイなどとあまり呼ばれなくなったものの、本来の井上の仕事はそこにある。

ところが、昨日の番組ではただ試食をしただけで、かたせのような仕事をまったくしていない。前出のパスタ料理の時なんて、両手で大口開けてかぶりついてるだけだからなあ。三時のおやつか。かたせとは雲泥の差だ。


これは、イエローキャブ以後の水着タレントの意識変化に原因があるのではないだろうか。

元イエローキャブ(現サンズエンターテインメント)社長の野田義治は巨乳タレントで一躍芸能界を席巻したが、タレントを使う際に水着から始めて売れたら服を着せていくという「アガリ」の手法を採った。これはタレントのモチベーション維持に大いに貢献し、後続の水着タレントが出ても「巨乳」というひとくくりでキャラが被らないよう差別化を図ることで、次々と所属タレントをメディアに供給することができた。

途中イエローキャブのお家騒動はあったものの、当時の所属タレントは今でも第一線で活躍している。


問題は、きちんと服を着られるようになったアガリ組の方である。

そもそも巨乳が売りで芸能界に入ったのに、売れてしまうとそれ以外の仕事に走ってしまった。本人たちはきっかけはともかく、売れたんだから後は自分のやりたいようにやる、と思っているのかもしれない。今でもメインの仕事ではないが水着を続けている場合もあるかもしれない。

ところが、世間ってのは意外と昔のことを覚えているもんである。そして、その記憶のままタレントを見ているもんである。今の仕事には考えが及ばずに、最近めっきり脱がなくなったなあ、で終わってしまうのだ。よほどご執心なタレントでもない限り、巨乳タレントだった、という記憶しか無い。


井上はイエローキャブ系列の所属ではないものの、同時期に活躍した水着タレントは多い。そして、それらは現在アガリ組なのだ。いつかはお色気要員から卒業するという目標で頑張ってきたのだろうが、残念ながら、井上は今でもお色気要員だ。今でもキチンとお色気の仕事をするほしのあきやインリン、かたせの場合は自分の立脚点を痛いほど理解している。そして、そのほうがツブシが効くんである。「孫子」に云う、彼を知り己を知れば百戦して殆うからず、である。ちと大げさか。

しかし、フリがないとお色気仕事ができないようでは、せっかく座った椅子を後続に取られるのは目に見えている。心当たりのあるタレントは身の振り方を考えておいた方がいいな。


なんか、井上和香もアメブロやってるんだそうで。まあ、別にコレを見て怒るようなこともあるまい。

上「しか」見てないないタレント様は、こんな場末のブログまで見ている暇は無いからだ。


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