思吉GW2007 第8夜 『川人祭りに徒歩で参加しに行く会 2007』 前編
きゅうり味ペプシ。
周囲の人に香りだけで半笑いをもたらす幸せの飲み物。
消える前に飲んだほうが良いですよ。
今夜は思吉GW2007の第8夜。
GW企画も最終企画!
カントリーサインの旅から切れ目無くなだれ込みます。
ご覧下さい!
カントリーサインの旅は清水町を引いたところで完了。
思吉班はこれから 岩見沢-札幌を徒歩で移動します。
えらいこっちゃです。
もう、疲れています。
すでに疲れています。
かれこれ4日間布団で寝てません。
まずは英気を養いたい。
温泉を探せ!!
まぁ、探せったって恵庭-江別経由-岩見沢間。
ホームです。
どこにどんな施設があるかはわかってます。
と言うわけで恵庭の湯。
スムーズに駐車場に入り、受付突入。
なまら高値!!
諦める。
ってことは、江別の銭湯か岩見沢の銭湯です。
南幌温泉は遠回りになるので却下。
時間押してます。
すでに徒歩開始予定時間です。
もういいや!
準備次第歩こう!!
思吉班、捨て身の行脚を選択。
まずはR2-KNの家に行って身支度。
R2-KN、身支度完了!
ここから岩のスターレットで岩宅まで移動。
なにげに企画内初投入、スターレット。
マニュアルだから旅には辛いよ、スターレット。
岩、身支度完了!
行くぞ!! (やらせ写真)
おっと、
企画説明してなかった。
6日の昼から大学時代の恩師、川人教授宅にて宴会があります。
昨年はR2-KNの家から徒歩で参加した思吉班。
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10011369718.html
そして今年はうっかり岩の家から歩くと宣言してしまった思吉班。
やるしかないぞ!
おそよ50km!!
という無謀な企画です。
しかも内容は徒歩。
代わり映えの無い風景。
さらに夜だから撮影困難。
記事的には盛り上がらず、自分達だけひたすら辛い。
誰が得するのか全く不明な企画です。
悪いことなんかしてないのに罰ゲームです。
21:20、行軍スタート!!
岩見沢の岩氏の家を出発しました。
すでに疲れてはいるが、まだまだ余裕。
というか、腹減った。
よしぎゅう大盛り+みそしるです。
腹が膨れたから歩こう。
現在2049歩。
岩見沢を抜けるには2通りのルートがございます。
一つが四条通をまっすぐ抜けるルート。
旧道です。
まっすぐですが、飯屋が無いです。
もう一つは岩見沢バイパス=12号線を歩くルート。
バイパスなのでやや遠回り。
でも飯屋があるし、明るい。
我々はこちらを選択。
国道234号との分岐点をくぐる地下道です。
こんな地下道を通るのは久しぶり。
車ばっかり乗ってるからなぁ。
現在4996歩。
このあと旧貨物線跡地の跨線橋を超えてややすると岩見沢市街地を脱出。
跨線橋・・・。
岩見沢-札幌間を歩く人の身に立って、出来るだけルート上の起伏を撤廃して頂きたいものだ。
ところで、旧貨物線跡地。
ここに出来る公園の設備のデザインを当社で提出したが、どうなっただろう?
コンペ形式らしい。
我々は所詮下請けだからよくわからぬ。
市街地が途切れるすれすれのところでリボDを投入。
リボDって効能というより気持ちの問題だと思う。
“リボD入れたから頑張れる”
と、思い込むことが大切。
現在11203歩。
さて、ここまでで“岩見沢の部”終了。
ここから江別市街地までが暗くて長い“幌向の部”。
そのあと明け方の“江別の部”があって、
目指せフィナーレ“札幌の部”。
リボDで気合を入れた思吉班のまえに幌向の部が立ちはだかりました。
見事に真っ暗。
現在23:30。
車通りも少ないです。
道央幹線といえどもこんなものか。
やや心が折れつつも、暗闇に挑みます。
暗闇を歩く我々の横をJRが通過。
あ、あれ終電だ。
代わり映えの無い風景。
風景っていうか、暗闇。
後ろの上幌向の街明かりも見えなくなり、向かう先、幌向の街明かりもはるかかなた。
暗いし疲れて眠い。
こりゃ辛い企画だ。
日付変わる
2007年5月6日、 GW企画5日目(最終日)。
0:45、ようやく幌向です。
つかの間の街明かり。
コンビニってこんなにもありがたいものだったのか。
現在19780歩。
そして再び暗闇。
眠いです。
足元ふらふら。
01:15、江別市突入。
現在22710歩。
そして豊幌。
ここから江別市街に入るまでが今回最大の山場です。
圧倒的な何も無さと、距離。
そして最大危険箇所!!
ここから車道は1車線。
さらに歩道消失。
しかも跨線橋で道幅がボトルネック。
街灯無し。
S字カーブ。
こんな危険箇所を死なずに通過するためにこんな装備を。
R2、交通誘導のアレ。
これ楽しいよぉ。
欲しかったんだよぉ。
ライトセイバー。
岩、光るタスキ。
フラッシュ撮影したらものすごく光りました。
こりゃ目立つ。
R2先導、ぼっこをフリフリしながら危険な跨線橋を通過。
そのままゆるいカーブを進み、夕張川の橋で歩道復活。
ここまで車通りゼロ。
せっかく重装備したのに無駄。
でも無事だったから良し。
さて、緊張が解けたらとたんに眠くなりました。
寝歩きです。
やや前のめりの体勢で寝る。
前のめりだから重心が前に傾き、前に進む。
寝歩き。
何を言ってるのかなんのこっちゃですが、
人間、極限に達するとこういう荒行が可能になります。
当然のごとく岩からこのコール。
寝~歩きっ!
寝~歩きっ!
マ~ジ~寝っ!!
そういう具合ですので遅々としてさっぱり前に進みません。
極限まで眠いです。
真夜中ですから。
静かなもんですよ、深夜の12号線。
美原大橋が見えます。
こんなに暗かった美原大橋がドラマティックに変貌します。
寝つつ歩きつつ、
歩きつつ寝つつ。
ぐだぐだながらじわじわ前へと進む思吉班。
特にR2-KNのやられっぷりが尋常ではない。
岩において行かれる勢い。
そして美原大橋付近だけで1時間経過。
!!!!
美原大橋の朝焼け!!
薄明かりの中で、石狩川に写り込む橋脚!
朝ならではの静まり返った水面。
完全に静かな道路。
やられました。
この表情は朝焼けじゃなきゃ出てきません。
夕焼けじゃ全くだめです。
息を呑む光景というのはこういう風景のことを言うのでしょう。
写真じゃ伝わりきらないのが残念です。
朝焼けの洗礼を受けた思吉班。
長かった幌向の部はこれで終了。
果たして界川までたどり着くことが出来るのか!?
続きはグランドフィナーレ、“最終夜 ”にて・・・。