思い出し映画4作目『ロボコップ』② | 脳の活性化を狙って過去に観た映画を必死に思い出すブログ

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映画のタイトルから内容や出演者など思い出し書きするブログです。監督・俳優から次の記事へと連鎖。記憶が鮮明な時はネタバレの可能性大!それ以外にDVD・劇場で観た映画の感想や俳優ネタ、映画関連のフィギュアや趣味ネタも時々。

前回の『ロボコップ』① の続きです。さて、今回で終われるだろうか。
出来るだけ簡潔にいきたいところですが・・・・はたして(笑)
ホンッマクソ長いので適当に読んでください・・・。

※今回はもちろん全てネタバレ鮮明です。
 特にラストの画像を最後に入れてます。
 閲覧の際はご注意ください。

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さて、見た目の通り頑強なサイボーグ警官ロボコップは、
コンビニ強盗や銃持って立て篭もった議員など次々に逮捕していきます。
人間には到底出来ないような荒業も、そのハイテクな頭脳と
ボディを駆使してたやすくやってのけます。
壁は突き抜けるし、ちょっとの動きでぶっ飛ばすし、
人を驚かすのはとっても得意なロボコップ。
強姦魔の時なんかは、女性を盾にした犯人の股間を、その女性の
長いスカートの間から撃ち抜いちゃいます!弾丸が3個一気に
飛んでっちゃうあのドデカくて強力な拳銃ベレッタM93Rで!
強姦魔、形無し!!(笑)


超優秀で相棒なんか必要ないロボコップだけど、欠けたものがひとつ。
それは、改造の時に消された記憶と人間の感情。
彼の心はその鋼鉄のボディと同じくとても冷たいものでした。


そんなある日、また強盗の連絡が入り、現場のガソリンスタンドへ
急行するロボコップ。彼はいつもと同じように犯人を追い詰めますが、
その時、犯人は気付きます。
「お前はあの時の!?」
犯人は例のクラレンス一味の一人で、「生死はいとわず連行する」
という言葉に、“ロボコップ=マーフィ”と気付いたのでした。
大爆発を起こすガソリンスタンドの前に、敵を追い詰めながらも
意識がボーっとするロボコップ。ボッコボコにした犯人の胸倉を掴み、
「お前は誰なんだ」と問い詰めますが、気絶してしまいます。


その後もロボコップ、調子が悪い様子。署に帰った後、充電イスに
座ってお休みしますが、普段は夢を見るはずのないロボコップ、
彼に繋いだモニターにおかしなものが映り始め、うなされるかのように
ガタガタ揺れ始めます。あの撃ち殺された時の瞬間を悪夢として
見ていたのです。うなされ、意外に歯が黄色いロボコップ(笑)。
そして、ズゴーンと立ち上がり出て行くロボコップ。科学者は大慌て。
見かけたルイスが彼を呼び止め、
「マーフィ、あなたね?」
と呼びかけます。さらに混乱してしまったロボコップ。


さあ、ここらへん記憶が曖昧だぞ。
ストーリーの順序が前後したらすいません。


消されたはずの記憶がフラッシュバックし、生前に家族と
住んでいた家に来てしまいます。ですが、家はもぬけの殻。
誰もいません。やりようのない悲しみと怒りに打ちひしがれるロボコップ。
自分を殺した犯人、クラレンス逮捕に全ての怒りをぶつけます。


ヤツのいる麻薬工場を突き止めたロボコップ、強固な扉も何のその。
その打撃音に十数人いるであろう一味が銃を構えて警戒します。
数発の攻撃でドアをぶっ飛ばすロボコップ。このシーンがかっこいいんだ。
なんちゅうの?こうホワワ~としたもの凄いホコリと外の日光のなかから
その姿を現すのが、もう、や~た~らカコイイかったのよ(笑)
彼の機能にロックオンがあり、敵の位置を把握しておける。
今じゃよくある話だけど、当時はこれがハイテク風で良かったその理由は、


目線は真っ直ぐなのに上や後ろにいる敵を撃ち抜いちゃうからです!


もうホンマ無敵で、全員タッコボコにするロボコップ。
クラレンスを追い詰め、拷問を始めます。拷問はいたってカンタン!
身長以上もある大きなガラスに黒幕を白状するまでブン投げるだけ!
力尽きかけて親分は誰か無理やり言わせると、その口からは
オムニ社の重役ジョーンズの名前が!
クラレンスをぶち込んだシーンがねえ、ちょ・・汚い!!
「電話かけさせてもらうぜ」・・・って!掛けさしたるけど
書類の上に血のツバ吐くな!ホンマ汚ったないな~も~(笑)。

クラレンスをブチ込んで、すぐにオムニ社の高層ビルに急ぐロボコップ。


だがしかし!ジョーンズにとってはこれも予定のうちだったのだ!
エレベーターに乗り、ジョーンズの部屋へと向かうが、彼のモニターには

1.公共への奉仕
2.市民の保護
3.法の遵守

という遵守すべき3つのプログラムが映し出されていた。
部屋に到着し、彼を逮捕しようとするが、ジョーンズは余裕しゃくしゃく、
ロボコップに付けた発信機で彼が来ることも知っていたのだった。
そして、いざ逮捕しようとしたその時・・・、突然ロボコップの視界が乱れ、
苦しんで膝をついてしまう。やっぱり意外に歯が黄色いロボコップ(笑)
そう、彼には4つ目のプログラム、


4.オムニ社の人間には逆らえない


という絶対的に不利なチート的命令がインプットされていたのだ!
ジョーンズはロボコップの死に土産にあることを自白する。
「モートンは生意気にも私を出し抜こうとした。だから殺させた」


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↑これは最初のプレゼンかな?

身動きもまともに出来ない状態で、あのデタラメポンコツロボ
エド209に追い回され、寸でのところで逃げ切ったかと思いきや、
オムニに買収された警察署ほぼ全員がライフルを構えて待っていた。


彼の活躍を認めていた少数の警官は反対するが、それ以外は命令に従って
彼を一斉に銃撃する。死ぬ前も撃たれまくったのに、
ロボになっても撃たれまくり!酷いわホンマ、マジで!(笑)
ボロッボロになりながら駐車場を逃げるロボコップ、
助けに来てくれたのは生前の相棒ルイスだった。
死んだ後、生き返っても孤独という辛い運命を背負ったロボコップにも、
たったひとり想ってくれる仲間がいたのでした。


ジョーンズからの保釈金でシャバに出たクラレンス一味は、
彼から与えられたとんでもないウルトラライフル、コブラ砲と
ロボコップの追跡装置を持って彼を追います。


廃工場に潜伏していたロボコップ、ルイスに銃や食料(ベビーフードw)の
世話をしてもらい、自分でメンテナンスします。「これも・・・」。
「腹は減ってない」と言いながら、彼女が最後に出した道具を手にする
ロボコップ。それは電動ドライバー。それをロボコップが
手にした瞬間から、彼から目を離せなくなってしまうルイスと観客。
チュウィーン。
ヘルメットの両サイドから固定していた長いネジを引き抜き、
ヘルメットをゆっくりとはずす。
そこにいるのは紛れもなくマーフィだった。
記憶と顔を取り戻した相棒との再会を心から喜ぶルイス。


しかし、彼は自分の変わり果てた顔を見て落胆する。
いや、落胆させたのは、自分の顔ではなかった。
「彼の妻や子供は?」
記憶は蘇れど、生前の“彼”と死後の“ロボコップ”を
区別して尋ねるロボコップ。自分のこと“彼”とか・・・。切ない・・・。
「あなたが亡くなって、引っ越していったわ」
眉毛なくて怖い顔が落ち込んでさらに怖くなるロボコップ(笑)
「一人にしてくれ」


拳銃の照準が合わんからってことで、せっかく持ってきてくれた
ベビーフードビン(笑)をターゲット合わせに使うシーン。
ここで、ルイスが手伝うんだけど、英語にもかかわらず、
何回聞いても・・・、


「モウチョト、レフト」


・・・。
「もう少し左よ」・・・とか字幕いらんやん!全然いらんやん!(笑)


さて、気分を戻そう。
幾分かの時間が経った後、仇敵クラレンス一味が廃工場にやってきた
気配を感じ取るロボコップ。立ち上がり、ルイスとともに
奴らを迎え撃つ準備をする。


たとえ命を失い、家族すら失って、全てを失くしても、
警官として市民を脅威にさらす犯罪者を野放しにしない。
そう、まさに人間マーフィの復活だ。
最初の登場シーンから見ても分かるけど、
きっとポジティブな人だったんだねえ(超脳内補完)。


敵との死闘を繰り広げ、一人ひとり始末していく。
しかし、敵の罠にはまり、鉄筋の下敷きになってしまう。
さらに、瀕死の状況に追い込まれるルイス。
そこへ鉄棒を持ったクラレンスが攻撃。胸に突き刺されてしまう。
悶え、声を上げるロボコップ。がしかし!彼の目の色が変わった!
クラレンスを強い眼差しで見つめ、
ジャキン!
手に仕込まれたデータアウトプット用の鋭い端子を
ヤツの首に突き刺した。ピューッと血を噴出しながら
泥水の中に倒れ息絶えるクラレンス。
さすがのロボコップもほっとした瞬間だったようだ。
目がショボンとしている(笑)。
「マーフィ、あたし死ぬわ・・・」
「生き返るさ、俺と同じに」
ここで鉄筋を「ぬぅあ!」ってどけるトコで
シーンが変わるのがいいんだよな。


完全に人間としての心を取り戻したロボコップ。
自らのすべきことを真っ直ぐ受け止め、重い運命をも受け止めた
彼の眼差しは、どこか吹っ切れたように見える。
オムニ社に到着し、こちらを待ち構えていたED209を
持ってきていたコブラ砲で一蹴すると、そのまま会議室へと向かった。


ドアをバーンと両手で開けると、驚いて振り返る重役達。
目立ちたがりのロボコップ。堂々とし過ぎ。
「何か用かね?」
態度ひとつ変わらず、落ち着いた態度で社長が聞く。
「モートン殺しの犯人の件だ」あ、書くん忘れてた(笑)。
このシーンの彼の毅然とした態度がまたカッコいいんだ。
第4条のせいで悶えてたおぬしはどこに行ったのじゃ(笑)。
重役全員が見つめる前で端子を差し、ジョーンズの
モートン殺害容疑動画をモニターに流す。


うろたえるジョーンズは護身用の拳銃を片手に社長を人質に取り、
逃走用のヘリを用意するように要求。
「お前は俺には手を出せないだろ!」
「それは分かっている」
ロボコップの視界には、例の第4条の絶対命令が点滅している。
しかし、ジョーンズから目を離さず、警戒を怠らないロボコップ。
事態は緊迫している。周りの重役達も場の緊張感に飲まれている。


だがしかし!隙を突いた社長が
「ジョーンズ!お前はクビだ!」ヨ、ファーイ!(Dick you're fire!)
と強く肘打ちを入れると、ロボコップの視界から
第4条の文字が
ブシャウ!
と消え去ったのだ!


すかさずヤツにM93Rを叩き込むロボコップ。
最後の一撃は背後のガラスに当たり、超高層ビルから
落下していくジョーンズ。周囲もホッとした様子。


さあ、この映画の重み全てが昇華される瞬間がやってきた!


警官としての職務を果たし、その場を後にするロボコップ。
割れたガラスの向こうを見、ネクタイを直しながら
「いい腕だ。名前は」
と社長が尋ねた。


歩きかけていた彼は歩を止め、ゆっくりと振り返る。
「マーフィ」
そしてニコリと笑うと、颯爽と会議室を後にするのだった。


脳の活性化を狙って過去に観た映画を必死に思い出すブログ

おわり。


なっがー(笑)、すんません。長い。やたら長い。
いやでも、そんだけ思い入れがあったんす。
映画公開終了から3ヶ月程度でDVD販売される今では
考えられないでしょうけど、当時はね、
公開後2年くらいは販売されなかったんです。
おまけにね、ビデオ一本15000円!高ッ!!!


あれは忘れもしないオカンとオトンの結婚記念日がビデオ発売日。
もう、かれこれ50回以上当時観てましたから、
ここまで鮮明だったわけですね。


映画自体は今思えば、とても暗く重く、華やかさのない内容。
ゴッドファーザーの蜂の巣シーンとはまた別の
リアリティ満載の銃殺シーンだったし、
その後も廃液をぶっかけられてドロドロの一味の一人エミールとかね、
もう気持ち悪くて残酷でしたね。現代ではグロ注意のZ指定確定(笑)
廃工場も本当にありそうな不気味な静けさと全体の錆び方。
そういった現実感・悲壮感を体感させたと言う意味では、
やっぱりすごいなあと。


でね、それでもね、ラストのピーター・ウェラーの笑顔がね、
そんな陰鬱とした空気を全て吹っ飛ばすどころか、
むしろ、元気にしてくれる位の勢いと、
そこからエンドロールに繋がるメインテーマのオーケストラが
ホンマ最高な映画だったんですよね!
子供の自分には。
あの特殊メイクでハゲてて眉毛も無いから、
すごく冷たい造詣に見えるんですが、
あの屈託の無い笑顔見たら・・・そりゃこっちも笑ってまうわな!


おまけに、C-3POのアンドロイドらしくないロボットを
現実感あるサイボーグに仕立て上げたのもまた、
ポール・バーホーベンのすごいとこなのかなあと。


ちなみに、クラブに一味を探しに来るワンシーンに
そのアホな監督が出てきます。
超騒いでます。1秒無いくらい(笑)。



と、無駄に長い記事を読んでもらってありがとうございます!
感想じゃなくて詳細な内容やないか!と
ツッコミ入れられてしまいそうですが、ストーリーを
思い出すブログなんでまあいっか!

次回は、ポール・バーホーベン監督つながりで、
『トータル・リコール』を!安心してください!
記憶がなくて短くなりそうだ!(笑)


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