長い待ち時間。

私の名前が呼ばれ、暗い超音波室へ。

あったかいジェルを垂らされ、

"ジェルってあったかかったっけ"って

考えてる間に、問題の右胸から好き開始。

右胸外側上部で止まる。

その一帯を何度も行き来。

"なにか見つかったんだショボーン"

"いや、外側上部にできる癌が多いって

書いてあったから、みんなそうなんだよ"

"左胸もきっとそうだよ"と想いを巡らせる。


その後、左へ。

外側上部は他よりは何度か行き来するものの

右の半分も時間をかけられず。


"やっぱり右側上部になんかあったんだ。

家で待ってる旦那さんとわんこになんて言おうショボーン

姉になんて言おうショボーン"と頭の中をぐるぐる。

広げてる本の中身は全然入って来なくなった。