母が入院していたのは、地元では県立中央病院と並んで大きい大学附属病院。

数年前に建て替えられたその病院は、とってもきれいで施設も充実してた。


コメダ珈琲にタリーズ、食堂はもちろん、売店も充実。

最上階へ登ると市内が一望できた。

母から行きたがることはなかったけど、車椅子で外に出てみたり、売店に行ったり、

市内を見ながら、「あっちは〇〇(地名)だね。あそこのパン屋さんまた行きたいね。」って話をしたり。


今から思うと、母がそこに存在していて、触れることができて、話すこともできたあの頃、

なんて幸せだったんだろう。


大学病院で印象的だったのは働く人たち。

本当にずらずら並んで回診してた。

名前だけの"主治医"、実際に手術をしてくれたり告知をしてくれた中堅どころのお医者さん、インターンだけどインターンと見られないよう頑張っている若手のお医者さん。

仕事は出来そうだけどちょっと偉そうで一緒には働きたくないタイプの看護師長。

常に真面目に患者さんと向き合っている看護師さん。

仕事と割り切っていそうな若手さん。

大きい病院だけにいろんな人がいて、元々人間観察が好きな私にとっては楽しかった。


とっても若いお医者さんにも常に敬語で、事務的な仕事ぶりの看護師さんに「肌ピッカピカできれいね〜」って話しかけて笑顔にしていた母。

会いたいな。