やってきた転院の日。

私は仕事だったので、姉が付き添い。

母は車椅子に乗って、介護タクシーで家の近所の脳神経外科へ移動しました。


仕事終わりに会いに行ったその病院は、夜なのもあり想像通り薄暗く、個室の部屋ももの悲しく感じた。

その頃の母は、割とぼんやりしていることが多く、病院については何も言わなかった。


その数日後、私の仕事が休みの日、姉と2人で担当医と面談の約束をしていた。

時間通り担当医の前へ。

おじいちゃん担当医は私たちが目の前に座っているにも関わらず、数分間ガラケーを触っていた。

話し始めたかと思えば、その時初めて見たように、カルテを見ながら書いてある病状をつらつらと。

予後だったり、乳がんもあるってことだったり、聞きたく無いことを改めて聞かされ、最後に

「まあ、僕は主治医じゃないんでね。」


私は今でも、「あの面談の時間返せ!」って思ってるムキー

仕事への向き合い方は資格や契約形態では決まらないとは思うけど、

看護師さんより契約社員や派遣社員の人の方が多く、割り切った仕事ぶりの人もよく見かけた。

年配の人(元気になって退院することがない人)がたくさん入院している病院って、こんな感じなのかな。


私は転院して数日で、「この病院で絶対に最期は迎えてほしくない。」って思った。