帰りの新幹線まで時間があったので、岡山駅周辺をぶらぶら散策です。
たまたま民藝に関する展示がやっていたので、岡山県立美術館へ。
展示物は少なかったけど、好きなジャンルの作品がみれて満足
近くのビルで、岡本太郎のでっかい壁画を発見
こちらの作品は、岡本太郎の陶板レリーフで、「躍進」という作品だそうです。
岡山のRSK山陽放送のビルの外壁に設置されているので、誰でも無料で見れます。
元々は岡山駅に設置されていたけれど、駅舎改修でこちらに移設されたそうです。
そういわれると左側の人物が、なんだか桃っぽい色合いしてる...桃太郎
バスにのらず歩いてきたからいいもの見れました。
ラッキー
岡山駅で降りたのは、実は行きたいところがあったからなんです。
それがこちらの...
禁酒會舘です
禁酒会館とはなんぞやという話なんですが、
大正時代、景気の悪化や社会不安などからお酒の害に悩む人たちが増えていたそうで、
その支援や会合の拠点として大正12年に寄付をもとに建てられたのが、この禁酒会館だったそうです。
昭和20年の空襲もまぬがれた、数少ない建物だそう。
外壁にもでかでかと禁酒會舘の文字があります。
たまたま通りかかった人にもインパクト大な外観です。
木造3階建ての建物で、現在は1階はカフェになってます。
せっかくなのでコーヒーをいただきました。
静かで安らぐ店内です。
この日は暖かかったからか、入口のドアが開放されていて、前の道路を市電がガタンゴトンと通っていくのを眺めながら、ゆっくりさせていただきました。
店内には、禁酒會舘に関する展示スペースがありました。
カフェのある1階は、昔は食堂だったそうで、当時使われていた食器などが展示してあります。
禁酒活動って昔の話だと思ってたら、今もここで活動されてるんですね
2階に資料室があるそうなので、せっかくなので行ってみました。
当時は2階はホール、3階は宿泊施設として使われていたそうです。
こじんまりとしてますが、当時の禁酒活動の様子が伺える、中々おもしろい資料室でした。
禁酒會舘から再び岡山駅に戻り、売店で倉敷名物のお菓子「むらすずめ」を購入し、新幹線で帰阪しました。
以上、1泊2日の倉敷・岡山旅のご報告でした。
初倉敷でしたが、美術館、民藝、カフェ、レトロ建築と、私の好きなものがぎゅっと詰まった町で、めっちゃ楽しかった~
距離的にも大阪から近いし、また一人でぶらりと訪れたい場所です。
改めてブログを書いてみると、わたしこの頃はめっちゃ歩けてたんですね~
まさか階段ものぼれなくなるとは、この頃はみじんも思ってなかったわ
腰が元気になったら、また一人旅したいので、その日を夢見てリハビリがんばろっと。
本日は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました