おはようございます、おもちもちもちです。

前回のブログの続きです。

いよいよ中に入り、監獄施設を見学します。

こちらが、中央看守所です。

全体が写真に入りきらなかったんですが、第一寮から第五寮まで、五股に放射状に通路がわかれてまして、


中央の監視台から全ての部屋を見渡せるようになってます。


この放射状の設計を、ハビランドシステムというそうです。


天井は金網で、二階も見えるようになってます。


この形の監獄、ゴールデンカムイでも網走監獄編で出てましたね。


1階舎房の天井も金網です。


こちらは2階の中央看守所です。


元刑務官の方の話だと、夜勤は各階二人で監視してたそうです。


刑務官の方が最も気を付けるのは、脱獄、火災、自殺の防止だそうですよ。


気の抜けない大変なお仕事ですね。


二階の舎房は床が金網で、一階が見えるようなってます。


ガイドさんの話だと、真ん中の第3寮だけは現状保存して、他の4寮は壁をぶち抜いて、ホテルの客室にするそうです。


も、も、もったいない不安アセアセ


せっかくだからこのまま残すか、せめて壁は抜かずにカプセルホテルみたいにしちゃえばいいのに...


反対側まで見渡せます。


こちらは独居房の扉です。


一人用の部屋ですね。


外側は木製ですが、内側は鉄製の分厚く重い扉でした。


最初は一番上の金網だけが覗き窓だったのですが、死角ができてしまうため、後から2段目の開閉式の窓が取り付けられたそうです。


一番下はご飯を渡す窓です。


部屋の中はこんな感じです。


狭い、、、


こちらは3人で利用してた雑居房です。


独居房と違っておトイレにプライバシーありです。


一番見たかった重屏禁房(マル房)です。


旧監獄法時代は、言うこと聞かない受刑者をここに閉じ込めて、真っ暗な中に最大7日間入れてたそうですよ...


今はうっかり使われることがないよう、扉が外されています。


「この懲罰は、非人道的で、受刑者の心身を著しく害する恐れがあるため、現在は行われていない」と説明に書いてあったんですが、


壁一面に謎の落書きや、爪でガリガリした跡があって、こわいこわいこわいこわいっ不安ガーン



そしていよいよ半地下の非公開ゾーンへ突入です。


廃墟感がすごいあんぐり


半地下の配管室です。


同じく半地下の、調理場跡です。


受刑者の食事も、調理係の受刑者が作っていたそうです。


他の受刑者は週2.3回しか入浴できなかったそうなのですが、


調理係の受刑者だけは、衛生上の問題があるので、毎日お風呂に入れたそうですよ。


なので、調理場のすみにお風呂場の跡がありました。


さらに奥へ進むと、昔使われていたお風呂場の跡もありました。


舎房の裏側も見学できました。


お~っ、これはかなりレア!!


レンガ!角度!青空っ!!


たまらんっ目がハートキューン飛び出すハート


現在はホテル化にむけて、耐震工事が進んでまして、写真右手の窓の柵が黒い方は工事完了してるそうです。


左手の窓の柵が白い方は未着手なので、配管やツタが壁についてますね。


こうしてちょっとずつホテルになっていくのですね。


次回が最終回ですが、本日は以上です。


最後までお読み下さり、ありがとうございました流れ星