たかひろさんは悪い話だとは言ってなかったけど、私は内心ドキドキしていた。
たかひろさんはゆっくり話し始めました。
「しずかはさ、未成年なのに一人暮らししてて、生活するのも大変だと思うんだ。それにお金のことだけじゃなくて今日みたいにあいつに襲われたり付け狙われたり何があるかわからないし、俺も毎回助けられるわけじゃないし心配なんだ。ここ最近ずっと考えていたんだけどさ、しずか俺と一緒に暮らさないか?」
まさか同棲する話だとは思ってもみなかったから私はびっくりした。
そして今思っていることを伝えた。
「私、いつもデートして別れる時もっと一緒に居たいって思ってました。離れたくないなって。だから今のたかひろさんのお話しは飛びつきたいぐらいとても嬉しいです。だけど、私正直どうしていいかわかりません。お金のとこもありますし、一緒に居たいってだけで甘えていいのかわからないです」
「しずかは俺に金銭的に負担をかけることを気にする気持ちはよく分かるよ。でもお金の事は心配しなくても大丈夫だから。一緒に暮らせばお金かかることだって結婚してたからわかってるから。俺もたくさん考えた上で伝えたつもりなんだ。今すぐに答えなくてもいいから、いつまでも待つよ」
「ありがとうございます、もう少し考えさせてください」
「うん、わかった。それとしずか、今日はさすがに泊まっていかないか?明日は休みだし、あいつがいるかもしれないし」
「はい。ありがとうございます、そうさせてください」
「じゃあ夕飯はピザでも頼もうか」
「たかひろさん面倒でなければスーパー行きませんか?私ご飯作ります」
「えっ、ほんとに?」
「はい、料理得意ですから」
「よし、じゃあ買い物行こうか」
スエットから自分の服に着替え、買い物に行きました。
手をつないで何が食べたいか話しながらスーパーで買い物。
ちょっぴり幸せな気分でした。
