０歳からの親子教室ベビーサロンPuaの西垣です
９月とは思えない暑い日が続いていますが、それでも真夏のピーク時よりは涼しくなってきましたね。
エアコンをつけていると夜や朝方は寒さを感じるようになってきて長袖で寝ている私と、ランニングシャツで寝ている息子とのギャップに驚きを隠せません
さて先日、レッスンでお話ししたママさんとの会話で私もふと昔のことを思い出したという事がありました。
上の子についついきつくなってしまう。
もっと優しく言ってあげればよかったなって思うんですけど。
・・・そんな、きょうだいあるあるなお話しをしていたのです。
下の子は当たり前に上の子よりは小さな存在なので、手がかかりますし母の本能としても”守る”という本能が強く働く時期でもあります。
あんなに小さく見えた上の子が大きく見えるようになって、まだこの世に誕生して数年しかたっていないのに大きな要望を求めてしまいがちなのですよね
昔々、私も下の子が誕生した時に同じような事がありました。
今までだったら上の子に手をかけてあげていただろう事にも丁寧に手をかけてあげられなくなり、無理に大人にさせていた事もあったなぁと。
随分たってからだけど、あの時はごめんねってあやまったことがありました。
娘は「そんな事あったっけ？」って笑っていたけれど。
そんな時期に、何かの講座だったかな？子育て関係のものに参加したことがありました。
そこではある程度名の知れた子育て支援者が子育ての事に関してお話ししていたのですが「こどもにこんな事をいってはいませんか？」と教科書に書かれているようなド正論の話しをオンパレードで話されていて
子どもに伝える時の話し方や怒ると叱るの違いだとか、そんな話をくどくど長々と話していました
早くしなさい。なんていっていませんか？って言われて、言った事があった私は「早くしてよー」って言ったことがあります。と正直に答えたのですが
その講師の方の回答は「あなたは自分が言われたらどう思う？嫌じゃない？」と。
そうですね。って、その場に合わせた返答をして帰ってきたのですが今でもあの時の事を思い出すと心がモヤモヤとします。
早くしてよーって言ったことがない母親なんているのかな！？
子育てって、そんなに綺麗で美しいもの！？
言葉は丁寧に。与える環境は常に美しく。母はいつでも笑顔でお手本でなんていられるのでしょうか。
私はそっちの方が不自然に思います。
それって押し殺している感情があるはずだから。
子どもが感情的に泣くように、大人だって感情的になる時もありますよね。笑ったり怒ったり・・・そんな日常が人間くさいコミュニケーションだと思います。
子育てはあまり気張る必要なんてないものだなっていうのは今、子ども達が大きくなってから感じています。
ただ小さな命が自分に委ねられている責任と、より良い未来になってほしいと願う愛情から色んな感情が生まれるんですよね。
だってかけがえのない大切な大切な存在だから。
ちびまる子ちゃんのお母さんが「コラーッ」ってまるちゃんを怒るのも、サザエさんでお父さんが「ばっかもーん」って怒るのも、クスッと見ていられるのはその言葉に愛情がのっているからって思います。
うわべだけの綺麗さじゃなくて、本質はもっと奥深くあるから。
そこはちゃんと見極めたい所だなって思います。
今、私が昔の私が参加した講座の講師だとしたら
「お母さん、毎日お疲れ様♪」って声をかけてあげたい。
とがめるのではなくて、プラスして笑顔になれる方法を増やしていけたらいいなと思います。
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