こんにちは、オモチです。
身の回りの商品、サービスに知財を重ねた内容で、
『誰かにちょっと話したくなる小ネタ』をコンセプトに、記事を書いています。
最近ニュースでチラチラ見かける『ダンボール授乳室』。
ダンボール授乳室の賛否自体については控えますが、
このニュースに触れたことで、
私のブログの下書きに、未完成のままずっと放置されていた記事を思い出しました…。
せっかくなので、仕上げてアップしてみます。
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先日、道の駅に立ち寄ったときのこと。
おしゃれなボックスを見つけました。
これはなんでしょう?
赤ちゃんとお父さんお母さんのための空間を提供してくれる『mamaro』。
おむつ替えや授乳などができるお部屋になっています。
畳一畳分くらいのスペース。
ショッピングモールなど、明るくて綺麗なベビールームが設けられているところが増えたものの、
そうでないところもまだ多いですね。
mamaroのように後から設置できるタイプのものなら、1からベビールームを作るよりも
導入検討のハードルが高くないかもしれません!
赤ちゃんの授乳・おむつ替えを経験した身としては、
今後このようなサービスが普及されるのは嬉しい限りです!
きっと世のニーズも大きかったことでしょう。
同時に、似たようなサービスが出てくる可能性も想像できますね。
実際、最近ニュースになっている「ダンボール授乳室」だって、
赤ちゃんケアのための場所を提供したい!という想いは一緒であるはず。
そんな世の中の動向を予想していたのでしょう。
このmamaroは、実は意匠登録されているんです!
角が丸くなっている筐体、底面にキャスターがついている点、
そして断面図からは内装の様子も分かります。
mamaro関連の特許出願も見つけました。
人感センサー(35)が設置されていて、利用者の異常を検出するというもの。
J-Platpatリンク【図8】
mamaroの公式サイトにある、アラートシステムのことでしょうかね。
さらに、mamaro本体にも大きく表示されているロゴは、商標登録されていました。
傾いた哺乳瓶をモチーフとしています。
『赤ちゃんに授乳ができるところなのかな?』と直感的にイメージできそうですね。
mamaroを提供しているTrim株式会社さんは、
他にも子育て支援に関するアプリなどを展開しています。
私の子供たちはもう授乳やおむつ替えを必要とする時期が過ぎましたが、
これからお母さんたちになる方々のお出かけがラクになりますように!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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omochi