中野区立歴史民俗資料館で特別展示されている
おもちゃ絵とすごろく展にいってきました。
おもちゃ絵とは1枚の紙にたくさんの絵が描いてあり、
子どもが遊びながら物の名前を覚えたり、
しりとりやなぞなぞ等の言葉遊び
擬人化した動物が描かれたり
着せ替えやめんこ、立体図など
切り貼りの細工が出来ます。
江戸時代には「手遊び絵」と呼ばれていたようです。
江戸時代から明治前期に流行り多色刷り木版画です。
きれいな色彩で動物や植物・家財道具・縁日など
色々な題材で描かれています。
魚尽(さかなづくし)では鯛やまぐろ、ひらめなどと一緒に
河童や人魚などの架空の生き物も描かれていました
双六も多色刷りのきれいな物が多く
当時の社会状況、理想の人生像、学ぶべき事柄(しつけ)など
江戸・明治・大正・昭和の時代が色濃く反映されていました。
道中双六、役者双六、名所双六、、教育双六や
大正時代になると雑誌の付録や広告双六、などにも
使われていました