私の場合、「夏におまけ
がほしくって、読みたくなった小説たち」ですが、
ここんとこけっこうなペースで読みました。
通勤時だけだけど、週2・3冊はこなした1ヶ月。
買いだめした本もすっかりなくなったな~。
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前に読んだ「ワーキングガールズウォー
」がおもしろかったので、
買ってみたんですが、全然違うタッチだったなあ。
中学時代から10年来の仲間である男女4人が
それぞれ主役になりながら、ミステリーを解いていく、
短編集?主人公たちの恋愛なんかが背景にあって、
続いてはいます。
「警視庁捜査一課9係」とか「はみだし刑事」とかに
構成が似てる。私は、実はどっちのドラマもけっこう好き。
軽くサラサラ読める通勤にぴったりの本です。
- ドミノ (角川文庫)/恩田 陸
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こちらは、登場人物てんこもりのハチャメチャストーリー。
私が苦戦している「深海のYrr」並みに、登場人物がころころ
変わり、ジェットコースターのように駆け抜けていくけど、
日本人名だからこっちはついていけました。
最後、ドミノ倒しのように全く関係なかった人たちがパタパタと
つながっていくのがおもしろかったです。
三谷幸喜さんが好みそうだと、勝手に思いました。
恩田陸さんの本は、どれも非常に個性的。
好き嫌いが分かれるでしょうね。
私は、恩田陸ワールドは好きじゃないです。
でも、読むと圧巻されるので読んじゃうんだなあ。
- 流れ星が消えないうちに (新潮文庫)/橋本 紡
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事故で亡くなった加地の恋人だった奈緒子と
親友だった巧の成長と恋愛模様を描いたせつないけど
前向きな小説。
332ページが素晴らしい。そのページが全てだね。
「不幸なんていくらでもある。・・・ありふれているからと
いって、平気でやりすごせるかといえば、そんなわけは
ないのだ。・・・探すという行為自体が、希望になる。・・・
だから、私は進もうと思う。恐れながら、泣きながら、
進もうと思う。」
それにしても、私がこの小説を読んでみようと思った理由。
どんな理由やねん!!
夏にさわやかな酸味です。
大粒のたけのこの里って1個1個包装してあるけど、
一気に全部食べたので全く意味なしでした。
うん、ひとりで。や・や・やばい?