日本酒のメディアでも最近取り上げられて、ネットではさまざまな意見が出ておりますが
良くも悪くも大きな反響を呼んでいるようですね


ちなみにネットを覗いてみると多くの方が

ストロングシリーズは酔うための酒

と突っ込んでました 笑


まぁこんな事言い出したらキリがないですけど

無濾過生原酒ってやつも、新酒だの搾りたてだのも僕からすれば、酔うためのお酒になっちゃいますよ

酔う原因にはアルコール度数も関係してますけど、新酒や生酒もアルコールに弱い体ならすぐに影響がでますからね…

とりあえず愚痴はさておき!!

ただの日本酒よりも、聞き覚えのあるワードを付け加えると商品が売れるのは間違いないんですよね

他にも例を挙げると紙パック酒では

麹四段製法、二段酵母仕込み、糖質ゼロ、天然水仕込み、国産米使用などなど

当たり前の事やなんでそんな事したの?って事も書かれているんです 笑

今回は大手がこぞって同じワードを使って大々的に宣伝し、売り出したに過ぎませんが
結果的に購買欲求を掻き立てる事には成功しています

ブームって1人では作る事が難しいですけど、資金力がある企業が同じ方向に動けば短期間で簡単に作れるって事です

ある程度お酒に対して知識があり、好きな銘柄は○○○です!
なんて、言える方にとっては見向きもしないマーケティング戦略もこれと言って気にせずお酒を買う方からすれば、ふと商品棚に馴染みのあるワードが使われている商品があったら何となく手を伸ばしてしまうものなのです

いやー、怖いですよねー

何が怖いかって

「辛口のお酒ください」
「水みたいなお酒ください」
「フルーティーなお酒ください」

もこうやって広まったんですから

一部ではその容器の中に入っているお酒の味なんて関係なくなってきてます

ラベルに辛口って書いてあれば売れるし、店員が辛口ですよーって言って提供すれば売れるんです

その言葉から本来連想されるイメージと実際の味わいがかけ離れていても関係はありません

辛口=美味しいお酒

なのですから


他にも有名な銘柄に関しても同じですよね

有名なお酒=美味しいお酒

って事なので

例えば言わずと知れたプレミア価格がついてしまった有名酒などのお酒もお店で店員が

「有名なお酒でとっても辛口ですよー」

って勧めて

お客さんも

「辛口だなー!」

って頷いて、店員は得意げに

「フルーツのような香りで〜」

って語って

つまみは塩辛とかエイヒレとか刺身とか…

いやもうカオスですよ

これに関しては突っ込みどころ満載ですけど

とりあえず有名=美味しいは必ずしも正しいわけではないんです

お金を払って雑誌に載せてもらえば有名になれますし、名前の知れた方にコメントを書いてもらう事も効果的です

でもそれじゃあ、飲食店が某グルメサイトの点数をサクラ雇って点数上げしているのと何ら変わりはありません

これでは情報そのもののが可笑しな事になってしまいます


だから、うちのお店ではあえて辛口って言う言葉は一切使用してないんです

メニューにも注意書きしてあります

そんなことをしたらお客さんが困るって言う人もいましたけど、それで良いんです

「辛口ください」

って言われたら

「申し訳ありません。そのような単調な味わいのお酒は取り扱っておりません」

と伝えることで、予想外の出来事にお客様の思考は停止します

そのチャンスを逃さずに脳内の情報を書き換えてあげれば

辛口=美味しい

の世界から抜け出す事が出来ます

売り手にとっては「辛口=美味しい」の方がいちいち説明する必要も無くて楽ですし、売り手1人に対しての買い手の人数が増えようが大したことはありません

だから、なんでも型にはめるんですけどね

本来、日本酒とは世界で一番味わいが豊富なお酒なのに、一言で片付けちゃ勿体ないじゃないですか

しかも海外のお客様相手に共通言語が喋れない人間が勧めているわけではなく
日本人が日本人を相手にお酒を勧めるわけですから
僕らのような飲食店の人間がプロパガンダに惑わされず、もっと言葉を使っても良いのではないかと思います

毎度同じ事を言うようですが

誰がどう判断するかは自由です

現に需要はあるから皆そうするのですから

ただ、もし違和感を感じるならば

立ち止まって考えみる事も悪くないのではないでしょうか?







「でも○○の唎酒師さんが言ってました」


うちのお店が日本の文化にこだわったスタイルだからこそ、お客様にとっての常識とのギャップが生じて良く耳にする一言です

資格を持っているにも関わらず、間違った情報を流す方が多いようで、皆さんも混乱してしまいますよね…

全く知識がない方からすれば、資格がある事は相手の力量を測る重要な物差しになるのですが

お金を払えば容易に取得できる資格である為に、未熟な方が多いんですよね

僕が昔勤めていた美容業では国家資格の美容師免許を取得して、何年も下積みを積んで一部の人間がスタイリストになります

正直、専門学校を卒業したくらいでは髪をまともに切ることもできません

今いる飲食業界も、調理師免許を持っているからってまともに料理を作れない人だって沢山います

資格を持ってるってだけで、その方の言う事を何でもかんでも鵜呑みにするのは間違いって事ですね

それに結局の所、唎酒師と言っても飲食業界にとってはそこまで重要なポジションではありませんし、競う相手もそこまでいません

目標なんてものも、誰かが用意してくれるわけではありませんし、やり甲斐を感じてモチベーション高くやっていく人はごく僅かでしょう

お金払って軽く穴埋め問題やって、取得して終わり!
ってパターンの方が圧倒的に多いんです


例えば、うちのお店では純米吟醸だろうが純米大吟醸だろうがお燗をつけますし、あえて空気に触れさせて常温で熟成させてるお酒が殆どです

よく雑誌や本には逆の事が書かれているようですが、芯のあるお酒は冷蔵庫に入れると旨味が隠れてしまいますし、純米吟醸も純米大吟醸も熟成が遅い分時間がかかりますがお燗をつけると美味しいものです

勿論、短期間で作れる偽吟醸酒では美味しくないですよ

お客様の中でも日本酒が好きでよく雑誌なども読んでる方からすると驚きの連続だそうですが、僕にとっての常識って唎酒師では習いません

だから僕は唎酒師を取得しても、あの教科書にある知識は殆ど使ってないんです


中々相手の力量を判断する事は難しいですけど

「何故ですか?」「どうしてですか?」

って2回くらい質問してみると良いかも知れません


例えば

お客
「秋刀魚に合うお酒をください」

店員
「ではこちらの○○○の純米酒をどうぞ」

お客
「なんで合うんですか?」

店員
「秋刀魚の脂と純米酒のコクの相性が良いからです」

お客
「なんで秋刀魚の脂と純米酒のコクと相性が良いんですか?」

店員
「・・・・。」

こうなる事が殆どです

そもそも相性なんて試してない場合が殆ど

所詮は受け売りの知識でしかないんですよ

だから一つのセールストークに対して掘り下げて質問していくとたったの2回目くらいで答えられなくなります

でも人間の味覚ってちょっとした言葉の情報だけで感じ方を操作できちゃうんですから難しいですよね…

高級感溢れる料亭でバリバリの既製品の料理を出されても気付けないくらい人間の味覚っていい加減なんです…


ちょっとお話がそれましたけど、見せかけの知識ばかりが横行しているので、是非質問責めして欲しいものです

勿論、酒造りについては唎酒師は酒蔵の人間ではないから答えられずとも、酒と料理の相性についてや、飲み頃やお燗の温度については答えられて当然のはずです

それくらい仕入れたお酒と向き合っているって事ですので、年間何百何千種類も手当たり次第に酒を仕入れているお店は多分まともに答えられないと思います

これから業界が変わっていくには、飲み手が求めるレベルも上がっていく事が必要不可欠です

そうする事で、お客さん第一の飲食店が変わり、酒屋が変わり、酒蔵も変わってくるはずです

日本酒には色んな種類があるんですってキャンペーンを打ち出して流行ったひたすら種類を飲むスタイルも

まだまだ日本酒は安いものだからと言うイメージから抜け出せずに生まれたほぼ原価で日本酒が飲めるスタイルも良いかも知れませんが

そろそろ飽きてくるはずです

日本酒の種類を増やしたって限界がありますし、もはやネタ切れに近い状態です
値段も安いものだと思われがちですが、実際に表示義務のない添加物まで表示する事になったら、安い日本酒は飲みたくなくなるでしょう

今後はしっかりとした知識と経験を活かした接客をしてくれる飲食が生き残る時代

是非是非、飲食店のレベル向上の為にも受け売りの知識だけじゃ対応出来ない質問責めをしていきましょう!!


もうあっという間に10月に突入


かれこれ4年くらい付き合いのあるお客様ならご存知の通りですが同じ会社で結構長く働いてます 笑


美容師目指して生活苦で挫折して、飲食業界に入って流されるままに働いてみたり、何事も経験として、やりたくない業種でもとりあえず一生懸命働いてみたり、憧れの職場で働いてみたりしながら、何社も転々としてきました


一番最初に日本酒バルの店長を務めた時は今の生活を全く想像していなかったでしょうね


あの当時はまだ美容師を諦めきれずに、タイミングを見計らって辞める気満々でしたから…笑


それがいつのまにか日本酒を好きになってしまって

これからの人生をどうしようか考えていた時に、当時の美容学生時代の恩師に相談したんです


そしたら本気で反対されました…


せっかく2年間アルバイトして生活しながら学生生活を乗り越えてきたのに、無駄になる

国家試験も合格したのに、よくある生活苦くらいで今までの時間を無駄にしてどうするのか


って言われました


もうその恩師とこの世で会うことは叶わないのですが

教え子に美容業界で頑張って欲しいと思うのは当然ですよね…



でも、今思えばその経験が無駄になるかと言われたらそうでもなくて


美容師時代の経験はカウンターでトークとして活かせてるし、言葉遣いや仕草や表情も活かせています


そして何より、その経験を無駄にすると言われた道を選択することによって、「石の上にも三年」なんて言葉や「今までの苦労」なんかに惑わされる事なく、自分らしく生きるキッカケになったのではないかと思っています


よく転職する事について悩んでいる人もいますが


専門的に学んできたから

資格を取得したから

長年勤めてきたから


なんて事に縛られて生きる事は可笑しな話で

何か辛い事があって、今の仕事を続けていこうかどうか迷っているなら、思い切って違う世界に飛び込んでみても良いと思うんです


こんなに長生きできる時代なのに、1つの環境だけの経験で人生を決めてしまうのは勿体ないじゃないですか


そもそも


専門的に学んできたから続けなきゃならない

資格を取得したから続けなきゃならない

長年勤めてきたから続けてなきゃならない


なんて考えは自分じゃなくて、他人の意見によって作られた理論かもしれないんです


もし自分が経営者の立場で、どうしようもないくらい人手不足な環境で、社員が今にも辞めそうなら

利益を生むための第一優先は従業員の確保ですから、当然の事ながら上記のような考え方をあの手この手を使って刷り込む事でしょう…笑


個人の考え方は、今までの人生経験の積み重ねで作り上げられているだけで、生き方なんて幾らでもあるし


皆それぞれ物事に対しての意見が違うわけですから、仮に周りの言動に左右されやすい思考に育ってしまっていたとしても、どうか自分自身の考え方を優先する事を大切にして欲しいんです


今日は日本酒の話からかなり逸れましたが

自分自身の考え方と言いますか、個性を大切にした結果が今の営業スタイルに繋がっています


誰がなんと言おうと好きなお酒と日本の文化を大切にしたいから、お燗と言うおもてなしにフォーカスしてますし、海外の文化に寄せたワイングラスでの提供は絶対にしませんし、お燗用のお酒を冷酒で飲みたいと言われてもしっかり断りますし、所謂有名酒なんて以ての外


昨年末から今の会社に勤めて、今年の6月からお店を任されるようになって、新しいチームでお店を大きく変えて、新たに作り上げたコンセプトを全員で徹底的に貫く事で、16年目に入る今のお店の常連客は減りましたが、新たにお客様が増えて、常連客となり、今まで以上に評価の高いお店になれたのかと思います


もちろん、同じ目標を持って仕事に向き合っているスタッフに恵まれたからでもありますね

これって本当に奇跡に近い事で、こうなるとお店ってどんどん成長していくから毎日が楽しくなるんですよね


こんな環境ってなかなか無いんです

ライスワーカーなんてよく言いますけど、お金のために働いている人だっていますし、企業にはダラダラ仕事したいのに、わざわざ頭と身体を使って働きたく無いからって、より生産性の高い仕事をしようとする人の足を引っ張る奴だって沢山いるんですから


休憩時間も休日も使ってより高いパフォーマンスを発揮できるように努力している人だけの環境って貴重なんです


ついこの間、別の飲食店の方と話していた時に


スタッフ同士で喧嘩する事はありますか?


と聞かれましたが、全く無いですよ

本当に  笑


さてさて、今までは色々な経験を積み重ねる事を重要視してきましたが

ここらで一度腰を据えて、アウトプットしてみようと思います


正直な所、経験って言ってもまだまだ浅いですけど

色々と練ってきた構想を実行に移して、どうなっていくのか見てみたいです


勿論、実験気分でやるわけでは無く


本気で良い店を作っていこうと思いまーす!


以上!

最後までブログのテーマと全然関係ないお話でしたー笑



GALALI青山本店 予約はこちらから


写真は美容師時代のやつです


これから数ヶ月後に激ヤセして、歩くたびに右膝の関節から音が鳴るようになって、寝起きでぎっくり腰になるような体になってました…









冒頭から日本酒には関係ない話かもしれませんが


ここ数年で感じ方が変わったのかテレビのニュースが何処も同じ事ばかりを報道して、なんだかつまらないなぁと思ってしまいます


本当に知らなきゃならない事はどうして正しく報道されないのだろうか


ちょっと前の話だと、7月の初め頃にテレビではオウム真理教7名の死刑執行について連日報道されてましたが

裏では水道法改正案が衆院通過してましたね

僕らにとって水は必要不可欠なもの

それが今回の水道法改正案が可決されると大きな問題が起こりうると騒がれていたのに、まともに報道されていないんです


何故この様な事が起きるのか…


僕らは待っているだけで手軽に手に入る情報のみで満足してはいけないのではないでしょうか


僕が此処に書き綴る日本酒についてのお話は、政治と比べたらスケールの小さいお話かもしれませんが

日本酒だって本当は知らなきゃならない情報が沢山あるんです


「別に酒の事なんてそこまで興味ないし、どうしようが個人の自由だろ」


っと主張する人もいるでしょう


そう思うならそれが正しい!

何を選択するかは最終的には自分で判断するわけですから…


でも


日本人だからこそ、一度は考えてみても良いんじゃないなかと思います



さて、ここで日本酒の話になりますが、以前僕は日本酒を勉強し始めた時、テレビや雑誌に取り上げられている事は全て正しいと思い込んでいました


買い漁っていた日本酒に関する本に書かれている内容も全て鵜呑みにしていたし、酒屋や蔵の人間など僕よりも日本酒に近しい仕事をしている方の言う事は間違いないと思っていたんです


そんな時ある方の生前の講義の映像を見て、興味を抱き、その方の本を読んだ時に衝撃を受けました


自分の知っている事と逆の事が書かれていると…


自分が集めた日本酒に纏わる本にはどれも似たような事が書かれていて、これだけ同じ情報が重なればそれは間違いなく本物の情報だと思っていたのに…


たった一冊の本を読んだ事で大きく考え方が変わる結果になったんです


その本に出会うまではメディアの情報は正しいから、情報が嘘か本当か自身で試す事はしていなかったので、酒とはこういうものだと決めつけてしまい


酒は抜栓したら空気に触れて劣化するからすぐに売ろうと頑張っていましたし、仕入れたらどの酒も常に冷蔵庫に入れていましたし、良い酒は冷やして飲むものだと思っていましたし、酒の香りにばかりフォーカスしてましたし、有名酒が一番だと思っていましたし、これからは酒をワイングラスで提供するべきだと思っていました


誰もが情報を発信できて、手軽に入手出来る時代だからこそ正しい情報かどうか取捨選択する能力が必要なのに、当時はそこまで考える頭がなかったのです


でも少しずつ衝撃を受けた一冊の本を参考に実験をするようになっていきました


本当に色々と試してきましたが、例えば初めの頃に行った実験では

銘柄の違う純米酒を2種類開栓して常温で二週間保存しました

すると

❶のお酒は開けたては華やかな香りと程よい甘味でややガス感があり軽い飲み口でしたが、二週間後には華やかな香りはほぼなく、獣の様な香り、砂糖水の様に甘く、水っぽい印象でガスが抜けたからキレも無く、とても好んで飲める様な酒ではありません

逆に

❷の酒は開けたては香りはほぼ無く、米の味はなんとなく感じるものの、味に膨らみがなく、舌を締め付ける酸が強くて渋い酒でしたが、二週間後には麹の芳醇な香りと米の旨味が出てきて、旨味のあとの舌を締め付ける酸が心地良く、更なる変化を楽しみたいお酒に変わっていました


僕が読んだ本の中に

全ての酒は開栓したらなるべく早く飲めと書いてある本がありましたが、こんな手軽に出来る事も試さずに出版されているわけです


恐らく今でも多くの方は、酒とは新しいものが美味しい、開けたてが美味しいと思い込んでいます


実際にそのような状態ではないと美味しくないお酒がほとんどです


その結果が消費者を減らしてきました


これだけ全国各地で日本酒のイベントが行われているにも関わらず、酒を買って自宅で飲む人はそう多くありません


冷蔵庫に入れなきゃならない

買ったらすぐに飲まないと無駄になる

そんなイメージから、あと一歩踏み出せずにいるわけなんです


残念でなりませんね…


これだけ日本酒について雑誌や最近では漫画でも取り上げられているのに、一部の情報しか流れないのはいささか不思議ですよね


今後は、僕らの間でもよく話題になってますが

酵素剤合成乳酸超香り系酵母の弊害不自然なくらいに透明な酒水みたいな味わいの水がいっぱい入ってる酒なんちゃって生酛や山廃仕込みなんちゃって火入れ酒酒質よりもラベルデザインにこだわった酒屁理屈袋しぼり酒決まりのない中取り(中汲み)無駄な精米高級酒季節を無視した早い者勝ち商戦などなど


メディアで是非取り上げて頂いて、色々と明るみになってくると

日本酒への考え方も変わってくるのではないですかね


時には違う角度から考える事は大切…

多少捻くれた考えもアリだって事!


あーだこーだ言っても、造り手ではない僕にとってもまだまだ知らない事だらけで、また色々とショックを受ける事もこれからあるのだと思います…笑


初っ端から情報に身を委ねる事は

とっても楽な事かも知れません

でも、これだけ情報が溢れてるんです

様々な角度から思考して選択する

または、試してから選択するスキルこそが

現代の日本人には必要ではないでしょうか





https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13001335/top_amp/


「いろんな人気のあるお酒を飲んでも美味しいと思った事がなかったので、初めて美味しいと実感出来ました」


あるお客様からの感想です


今は


美味しいから人気


なのではなく


人気だから美味しい


って方程式もある時代なんです


情報が増える事で、お酒の知識がなくてもその方にとって「美味しい」と感じるお酒に出会える確率はグンっと上がったわけですが

その反面、情報が完璧ではない事によって自分にとって美味しいと感じるお酒に出会えなかった方も大勢いるんです


よくお客様にお話する事ですが

情報は営利企業のマーケティングの手段として利用されている事もある


って事を忘れてはいけません


インターネットが普及した現代、情報が発信しやすく、入手も容易で、今では正しい情報を取捨選択する事が難しくなっています


唎酒師のような専門的な資格を持っていると正しい事を発信しているように見えるかも知れませんが

残念ながらそうとは限らないわけです


自分が信じている情報は本当に正しいものだろうか?


と一度考えなくてはいけないのかもしれません


勿論、僕自身も同じで、情報を集めて自身で体験して、より正確な情報を蓄積する事をひたすら繰り返しています。

科学的根拠に基づいた情報ですら、どんどんアップデートされていくのですから、頭に入れただけで満足してはいけません


なんでもそうですけど、誰かが言ってた話を何処まで信じられるでしょうか?


まず自身で体験して感じて欲しいのです

大切な事は自分の考えって事ですね


因みに

世の中にはたくさんの情報がありますが

極めて正確な情報の一部として


日本酒には、世界でも珍しい

お酒単体を温めて飲むという文化があり

そして世界で一番味わいが複雑で、1000種類以上の味覚成分から成るお酒だという事です


だとすれば、僕らが大切にしなきゃならない文化はなんでしょうか


酒を温めるなんて勿体ないですか?


味わいはどんどん日本酒の域にとらわれないものへと変えていくべきですか?


水のような味?

ワインのような味?

フルーツジュースのような味?


お米から造るお酒を原料の異なる飲み物に似せなくても良いのではないですか?


確かに、ニーズは大きく変わりました


日本人は戦後の生活の洋風化に伴って食生活も大きく変わり、食べるものが変われば味覚も変化していきます。

繊細な出汁の旨味を感じる事が難しくなってしまい、刺激の強いものを求める人もいます


だから、求められるお酒も香りが強いものや、甘味が強いお酒など味わいにインパクトのあるお酒が増える事になったのでしょう


ニーズの変化に伴い、お酒も変化した事が良い事か悪い事はさておき


味の濃いものだけを摂取する事は、人間の身体には毒かもしれませんね


少しお話がそれましたね…


兎に角、日本酒への関心がどんどん高まり、溢れる情報の中でどれが自分にとって本当に正しいかどうか

最後は自分で判断しなくてはいけないのです


長々と書き綴りましたが


結局の所、僕が発信する情報も全て鵜呑みにしてはいけないって事です 


こんな事を言ったら全部が台無しに見えるかもしれませんね


ただ、一つの世界しか知らずに答えを出す事は勿体ないです


人生100年の時代ですから


情報は増えていくばかりですけど、本当かどうか出来る限り体験してから答えを見つけてみてはいかがでしょうか