クジラナイトvol.4 「他撮り」リリースパーティー東京編 | おむけんのお気楽館 別館

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Perfumeと若手バンドを中心としたライブレポのブログ。

クジラナイトvol.4
「他撮り」リリースパーティー東京編
絶景クジラ、the peggies、Cettia
2016年5月29日(日) 渋谷La.mama 
 
 

 
Perfume福井は初日だけ。で、空いた福井2日目と同じ5月29日(日)には絶景クジラを入れてみました。

▽オフィシャルのアー写「ありがポリリズム」…意味わからん(´・∀・`) 


RO69JACK2015の入賞選考動画『マイリトルパラレルドリーマーズ』。これは優勝すると思ったらやっぱり優勝。そんな彼女たちのライブはミナホ2015の北堀江club vijonが初めて。100人ほどしか入らないフロアは到着時点でパンパン。ところがライブは散漫。内輪ネタで盛り上がり、ぐだぐだと終了。

もう忘れかけていた2016年1月の下北沢SHELTER。Qaijffも出演するショーケースライブで久しぶりに見た絶景クジラは、あれは何だった!?ぐらいの変貌ぶり。そこからはサーキットイベントでタイムテーブルに入れる機会も増え、初の全国流通盤「他撮り」リリパにも参戦を決定!対バンもおもしろそう。

一般発売での整理番号はそれなりだったので、ゆるり入場して下手の上段最前を確保。とその前に、ドリンクバーで気になっていたリコピンピンをオーダー。トマトベースのカクテルで、氷が多くてあっと言う間の蒸発。


□Cettia

大阪発19歳のシンガーソングライター。今回はバンドセットでレスポールを抱えての出演。ガーリーな雰囲気の中にも、10代の不安定さや苦しみを感じる楽曲。初めてだった下北沢CLUB251から今回のLa.mamaまで、連続3本のライブが、Cettia目的ではないのに
ピタリ予定にはまってしまう運命めいたものもあったりする。

La.mamaは機材置き場がフロア下手にあって、仕切りでステージまでの動線が設定してあります。その動線ギリギリ手前にいたせいで、すぐ隣に絶景クジラのボーカル鍵盤ナツコ・ポラリスとベースうえまやの姿。

Cettia「私はおっちょこちょいなんで…ステージドリンクを忘れました!スタッフさんお水ください!後でお金払います!」そんなやり取りにナツポラ&うえまやは「少女漫画みたいやな。」と笑ってる。

Cettiaは絶景クジラが結成される前にメンバーとは出会っていて、初めてバンド体制でライブをしたときの対バンが、うえまやがいたバンド。ナツコ「(うえまやに)あんたのことやで。」さらにギターnozoのバンドとも対バンしていて、そのときのサポートドラムがまじまだったらしい。その当時を振り返ったナツポラが「16歳て犯罪や!」ゆーたはりました。



□the peggies

北澤ゆうほ(Gt.Vo)、石渡マキコ(Ba)、大貫みく(Dr)

2011年5月から前身バンドRiceballとして活動を開始。2012年にはオーディションライブ「REVOLUTION ROCK」に優勝し、「EMI ROCKS 2012」のオープニングアクトとして、さいたまスーパーアリーナのステージに立つ。そのステージでthe peggiesへの改名を発表し、当時の4ピースから、結成時の3ピースバンドに編成を戻すことになる。

ボーカリスト北澤ゆうほには確実にヤラレル自信がある。だがしかーし、マイペースでフリーダムなツイートを見ていると、絶対的に合わないタイプだという印象もある。だからあまり近付かないでおこうと思い、はじめて見た2014年6月の新宿Motionから、ライブはずっとスルーしてきたのであります。でも、そろそろいいかとか。あ、ゆうほソロはあいくれとの対バンで一度みてました。

頭からベースとベードラ(かな?)にトラブルがあって、スタッフさんが走りまくってる。Cettiaは大丈夫だったんだけど、サポートのぴくみんがドラムを破壊したんかな?

しゃべり過ぎて怒られるからと、ゆうほがお客さんにストップウォッチ渡して時間を計ってもらう。そこまでの説明にも結構な時間を使ってたけれどね。ストップウォッチはヒャッキンだからとそのままプレゼント。だんだんコツが掴めてきたみたいですが、まだたくさん残ってるんで、しばらくは続けるらしい。

7月28日(木)には、club asiaで2回目のワンマンライブを開催!どうするか迷っていましたが、イープラスの残りはかなり少なくなっているらしい。このまま完売を見届けて流そうかなっと|ωΦ;)



□絶景クジラ

機材置き場でスネア準備中のサンキューまじまの太腿|ωΦ*)が目に入って、なにか汚れてる?よっくみたら|ωΦ*)セットリストらしきものが書いてある。そう言えばツイッターでもそんなことを言ってたような。エロさのないしっかりした脚でした|ωΦ*)YO!

鍵盤のサウンドチェックではナツポラがthe peggies『グライダー』のサビを軽く弾いてみせる。

リリースパーティらしく、ミニアルバム「他撮り」のオープニング『マイリトルパラレルドリーマーズ』から、タイトル曲の『他撮り』に繋いでスタート。



ナツポラ「みんなのこと、子供や思てる。130億年生きてきてな。」すっかり忘れてたけど、ナツポラは宇宙人だったわ(棒)「『グライダー』、裏で練習してた。黒髪もええけど、金髪のゆうほちゃんもええな。Cettiaは私の話無かったけど(突っ込み気味)よく覚えてるな。」

ナツポラの最近のモットーは「楽に生きる」ということらしい。ナツポラ「私はみんなを裏切らない。音楽的には裏切りたいけど。」とにかく自分自身に素直に行きるってことらしい。

後半を『papapa』『X』で激熱に盛り上げると、アンコールでは、nozo「長くやらしてもらって、ありがとうございます。」から、まじまを誘って「サンキュー」のコール&レスポンス。まじまが最近やらなくなったのは、恥ずかしくなったかららしい。うえまやは「おっさんだらけやのに、目の前に女子がいるんやで!」と喜ぶ。改めて会場を見渡すと、ほぼ男でおっさん率が高過ぎ|ωΦ;)←お前もな

最後に登場したナツポラがリクエストを募ると『春紫苑』の声。ナツポラ「この曲は恋愛の曲や思われてるけど、これは大切な人の見送りの歌やねん。」そんな言葉に、改めてこの曲が深く心に沁みてくる。



<<セットリスト>>
01.マイリトルパラレルドリーマーズ
02.他撮り
03.The burger of Idaho
04.メルシー伯
05.新曲
06.papapa
07.X
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E1.春紫苑

ライブ後は高速離脱をかましましたが、ナツポラが物販に立てなかったことをお詫びするつぶやきが。メンタル的にかなり波があって無理だったと。東京初企画が思った以上に盛況で、感謝の気持ちも大きかったと思いますが、『春紫苑』で感極まってしまったのかも。彼女にとってそんな曲なんだろうね、きっと。

絶景クジラは7月に東阪で「”SAY CHEESE!”他撮りツアー」を開催!さっそく東京公演のTSUTAYA O-Crestのチケットをポチり。セプテンバーミー、密会と耳鳴りなどなど、また対バンも期待できます。大阪ではvijonのワンマンも決まっていますが、東京でもいつかぜひに。vijonはあいくれもよく呼んでくれるんで、ぜひ対決もお願いしたいっす!RO69JACK2015入賞バンドが優勝バンドに挑戦という企画で!